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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&refer=jp_us&sid=aFj9_kMTHDck
米シティＣＥＯ：広東発展銀株取得を楽観視−ＧＭＡＣには懐疑的
２月１日（ブルームバーグ）：米銀最大手シティグループのチャールズ・プリンス最高経営責任者（ＣＥＯ）は１日、同社がニューヨークで開催した金融サービス業界会議で、中国の広東発展銀行の株式取得について「明るい見通しを持っている」との認識を示した。
同ＣＥＯは「先方から何も通知は受けていない」が、「非常に明るい見通しを持っている」と述べた。
事情に詳しい関係者が明らかにしたところによると、シティと中国の提携先は2005年12月に、広東発展銀行株85％に対して2410万元（約３億5300万円）での買い取りを提案した。買い取りに成功すれば、シティは外国銀行として初めて、中国の国営銀行の経営権を得ることになる。関係者によると、フランスのソシエテ・ジェネラルも中国の平安保険（集団）とともに入札に参加したが、価格はシティ連合の方が高かった。
一方で、プリンスＣＥＯは米自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）の金融部門、ゼネラル・モーターズ・アクセプタンス・コープ（ＧＭＡＣ）については懐疑的な見方を示した。同ＣＥＯは「シティグループ傘下の事業会社としてのＧＭＡＣを想像することができない」と述べ、疑問を示した。
シティがもう１つの投資家グループとともにＧＭＡＣ株過半数に買い取り提案をするとの最近の報道については「興味深い」と述べるにとどめ、具体的なコメントは避けた。
関係者によると、シティはＧＭＡＣ株51％の取得に向け米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントが率いるグループに参加した。同グループはＧＭＡＣ株51％について110億−150億ドル（約１兆3000億−１兆7700億円）を提示する見通しだという。また、米銀ワコビアと米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツを含むもう１つのグループも買収案を提示しており、合意の時期は設定されていないという。
原題： Citigroup's Prince Says He's `Hopeful' on Guangdong Baank Offer （抜粋） {NXTW NSN IU0XQM076GHT
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先：
東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
akinoshita2@bloomberg.net Editor: Kakuta
記事に関する記者への問い合わせ先：
Justin Baer in New York at
更新日時 : 2006/02/02 06:25 JST
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