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□[北海道]寒さ続き春物売れ行き伸びず、レジャーにも影響|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1877763/detail?rd
[北海道]寒さ続き春物売れ行き伸びず、レジャーにも影響
北海道内は春なのに気温が上がってこない。札幌管区気象台によると、4月上旬の平均気温は過去最低を記録。中旬まで平年を2〜4度下回る日が続いた。大手百貨店では春物の売れ行きが伸びず、パークゴルフ場の開業が遅れるなどレジャーなどにも影響が出ている。この寒さは今月いっぱい続きそうだ。
◇春物不振
「ホワイトパンツなどこの春トレンドの色の淡いものが売れない」。「三越札幌店」(札幌市中央区)は春物商戦で「非常に厳しい状況」(営業推進部)を強いられている。同部によると、雨と雪が重なった週は春物の売れ行きが鈍り、逆に11日から6日間の催事では冬物コートの売り上げが前年より約20%伸びた。
「大丸札幌店」(同)も春物商戦の客足は鈍い。売れるスカーフやストールは厚手のもの。履物ではサンダルの売れ行きが足踏み状態だ。広報担当者は「大多数のお客様は日々の気温、気候に左右されるので、敏感に反応して店頭に変化をつけたい」と話す。
◇芝伸びず
道民55万人に親しまれているパークゴルフ発祥の地、幕別町には町が管理する無料のパークゴルフ場が12コースあるが、芝の生育状況が悪く、営業再開のめどが立っていない。当初予定の29日をほぼあきらめ、例年より大幅に遅い連休明けになる見通し。
担当者は「楽しみにしているお客さんが大勢いるのに。今年は特別な年だ」と嘆く。3コースの受付を担当する老松豊彦さん(72)は「例年4月末には青々と芝もそろってくるが、今年は芝が伸びない。問い合わせも大分来ている」と話した。
◇カレイ不漁
石狩湾では例年4月がピークのカレイ類の水揚げが減っている。主なものは今が旬のマガレイやクロガシラ。石狩地区水産技術普及指導所によると、昨年4月の石狩湾でのカレイ類の水揚げは約30トン。今年の水揚げは未集計だが、確実に減っているという。水温が例年より低いためとみられる。
中央水産試験場海洋環境部によると、石狩湾内の水温は5度前後で例年より1度以上低く推移。同部は天候不順や少ない日射量が原因とみており、春先の水揚げに影響が出る可能性を指摘する。石狩湾漁協の前田薫徳専務は「カレイは水温変化に敏感な魚だから、沖の方にいて沿岸に来ていない可能性もある。この寒さが影響しているのかもしれない」と話した。
【内藤陽】
2006年04月23日03時35分