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(回答先: 原油高 70ドルでも日本経済ピンピン|ゲンダイ 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 20 日 23:42:08)
□原油高騰で日本企業はパニック寸前|ゲンダイ
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1875398/detail?rd
原油高騰で日本企業はパニック寸前
原油が急ピッチで高騰を始めた。ニューヨーク商業取引所の原油先物相場では1バレル=71ドルを突破。この原油高は日本企業を直撃しつつある。
出光興産はガソリン、軽油などの卸価格の緊急値上げを決めた。21日以降は1リットル当たり2.1円のアップ、5月からはさらに値上げする方針だ。
こうした動きは、意外な会社にまで影響を与える。よく利用するコンビニも、コスト増が避けられなくなってきた。
●配送車
「配送車ですね。配送センターは外注になっていますが、燃料費増はコストアップ要因に違いはありません」(セブン―イレブン)
セブン―イレブンの配送車は全部で3458台(05年度)。平均すると1店舗に8.9台(1日当たり)の配送車が納品にくる。ガソリン(軽油)の値上がりはばかにならない。
「このまま高騰が続くとコストアップです。ただ出来ることはやっています。たとえばセンター内で、むやみに車を動かさないなど燃費向上に努めています」(同社)
原油価格が大暴騰なんて事態になったら、コンビニ弁当が値上げされる可能性だって否定できないのだ。
●クリーニング
ホテルも実は大変。一見、関係なさそうだが……。
「シーツ類などのドライクリーニング(石油系溶剤を使用)代が高くなれば、経営に影響してきます。ただ現時点では、そうした動きは出ていませんが」(東急ホテルズ)
外国人客の多い帝国ホテルは、宿泊客のランドリーサービスを自社で手掛ける。
「長期滞在される方などは頻繁にクリーニングを利用されます。私どもにとってはコストアップ要因になります」(帝国ホテル)
●航空燃料
原油高直撃は何といっても航空業界だ。
「変動リスクを低くするため2年間かけて燃料を調達していますが、それでも06年度は昨年に比べ500億円の燃料費増を予測しています」(ANA)
現在、航空各社は燃料サーチャージの名目で、燃料費増加分を運賃に上乗せ中。この額が、さらにアップすることも考えられる。当面はANAもJALも合理化努力でコスト増を吸収するとしているが限界はある。
電機各社は「材料費や輸送費の増加が懸念される」と口をそろえ、化学繊維などを扱う会社は「価格に転嫁しないとならない場面もあり得る」という。旅行会社も航空機の運賃アップによる旅行離れを心配し始めた。
ガソリン代の急騰で、自家用車の利用が減少しかねない。「来園者の数に影響が出ないとは限らないと思う」(TDLを運営するオリエンタルランド)など、原油高騰はアチコチの企業を不安に陥れている。
【2006年4月19日掲載】
2006年04月22日10時00分