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どこかで見たコメントだ
東横インの偽装工事が明らかになった27日、同社のホテルがある各地の自治体が、現地調査に乗り出した。横浜市内でも、新たに2棟のホテルで改造が疑われるなど、違法建築の可能性がある建物が次々と見つかり、不備のある建物は少なくとも合計13棟にのぼった。
同様の手口が複数のホテルで発見されているようだ。会社にはホテルの改築費用など様々な損害が発生することは間違いがない。上場企業なら、株主代表訴訟も免れない結構な事件である。しかしそれで済めばまだいい。
もっと怖いのは、耐震偽造問題だ。西田社長が以前ある雑誌のインタビューで以下のコメントしているのだが、それを見た瞬間背筋が凍った。
結局どんな仕事が儲かるかなと考えてみると、一番儲かってるのは建主なんですよ。ならばオレも建主になろう、と思いました。ビルを自分で企画して建ててみたんです。 もともと電気工事用の建築図面が描けたので、数を重ねるうちに採算性のいいビルの造り方を覚えていきました。そのうち「あいつに聞くと儲かるビルが建てられるかもしれない」と評判になりました。
ヒューザーの事件で破産申請した建設会社の社長も、たしか同じようなことを言っていなかっただろうか。不安が現実にならないことを祈りたいが、明日ビジネスホテルに泊まらなくてはならない・・・今、そんなことを言われたら、スカイコートでもアパマンでも何でもいい、とにかく、東横インは避けなくては・・・そんな気持ちになってしまう。
悪い知らせも続く。改造前後の2種類の図面に記載されている「1級建築士」が設計業務には関与していない疑いがあることがわかったようだ。では、誰が設計していたのだろうか?会社は即座に、HP上に以下のお詫びを掲載した。
(株)東横イン開発、建築士の件についてのお詫び
今回一部マスコミで、(株)東横イン開発の建築士の件が報道されました。
指摘された管理建築士は現在でも(株)東横イン開発の社員です。この社員の入社当時、(株)東横イン開発における有資格者は当人1名だけでした。その後業務量の増加に応じて増員し、本日の時点で(株)東横イン開発には1級建築士16名が在籍しております。
本来であれば、管理建築士を指摘された社員から別の社員に変更すべきところ、その手続きを失念しておりました。
本管理建築士の件については既に変更届を提出済みです。
(株)東横イン開発の怠慢により、皆さまをお騒がせしたことを深くお詫び申しあげます。
株式会社 東横イン開発
代表取締役 澤田宗久
法律的には、建築士が、業務をする意思がないのに、管理建築士として名義を貸す行為は「名義貸し」に当たり、建築士法に抵触する恐れがある。ただ、もっと大きな黒い部分があるようなないような・・・そんな雰囲気さえ感じてしまうのは私だけだろうか?