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米大統領、空席のFRB理事に2氏を指名・新布陣固まる【日経】
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060128AT2M2800D28012006.html
【ワシントン=小竹洋之】ブッシュ米大統領は27日、ケビン・ウォーシュ大統領特別補佐官(35)とシカゴ大のランダル・クロズナー教授(43)を米連邦準備理事会(FRB)の理事に指名した。上院の承認を経て正式に就任する。バーナンキ次期議長が2月1日から率いるFRBの新布陣が固まった。
FRB理事は正副議長を含めて合計7人。昨年6月に理事から大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長に転じたバーナンキ氏、昨年8月に理事を退任したグラムリッチ氏の後任2人が空席になっていた。
ウォーシュ氏は米証券大手モルガン・スタンレー出身。2002年に特別補佐官に就任し、国内金融や銀行問題を担当してきた。1913年に発足したFRBでは最年少の理事起用となる。クロズナー氏は国際金融や金融行政の専門家で、現政権下の01―03年にCEA委員を務めた。 (10:14)
ブッシュ大統領:FRB理事にウォーシュ、クロズナー両氏を指名(2) 【ブルームバーグ】
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=a.NlPYjpMcpA&refer=jp_news_index
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1月27日(ブルームバーグ):ブッシュ米大統領は27日、現在空席となっている連邦準備制度理事会(FRB)理事のポストに、ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のケビン・ウォーシュ氏(35)、シカゴ大学教授のランドール・クロズナー氏(43)を指名した。
ウォーシュ氏は1996年から2002年にかけ、証券大手のモルガン・スタンレーでインベストメントバンカーとして勤務した後、ホワイトハウス入りし、NECで経済政策担当の大統領特別補佐官を務めている。一方、1990年からシカゴ大学で教鞭を取るクロズナー氏は、2001年から2003年にかけて大統領経済諮問委員会(CEA)のメンバーを経験している。
自由市場主義
クロズナー氏はブラウン大学で経済学と応用数学を修め、ハーバード大学で経済学博士号を取得した。1987年から89年にかけ、レーガン政権のCEAでジュニアエコノミストを務めたほか、1993年から95年、さらには2000年に国際通貨基金(IMF)で客員研究者を経験した。またワシントンのFRB本部やニューヨーク、カンザスシティー、セントルイス、ミネアポリス、シカゴの各連銀に客員研究者として赴いたことがある。
クロズナー氏は2004年1月、リッチモンド連銀が発行する「リージョン・フォーカス」とのインタビューで、「自由市場の力と重要性を強く信じる」と語り、「自由市場が完全だからではなく、これ以上の代替案を考えられないからだ」と語った。
ブッシュ政権の減税を評価
一方、ウォーシュ氏はスタンフォード大学を92年に卒業後、95年にハーバード大学法科大学院を卒業。96年にモルガン・スタンレーに入社し、後に執行ディレクターに昇進した。上院で承認されれば、過去20年間で、最年少のFRB理事誕生となる。
同氏は2004年10月、アリゾナ州チャンドラーで企業幹部を相手に講演し、ブッシュ政権が実施した減税が景気に貢献したと評価した。この講演を主催したアソシエーション・オブ・コーポレート・クレジット・ユニオンズのマイク・キャニング氏は、ウォーシュ氏の講演について、「状況が上向き、様々な分野で良好な成長が見られることから、ブッシュ大統領の政策が結実しつつあるとの確信を得たと語った」と述べた。
原題:Bush Nominates Warsh, Kroszner to Fill Fed Vacancies (Update2) (抜粋) {NXTW NSN ITRKRE1A74E9
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
ニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae
anishimae3@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Brendan Murray in Washington brmurray@bloomberg.net.
更新日時 : 2006/01/28 04:34 JST