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NY原油(27日):大幅続伸、イラン核開発問題を嫌気−供給不安が続く (ブルームバーグ)
2006年1月28日(土)06時09分
1月27日(ブルームバーグ):ニューヨーク原油先物は大幅続伸。
イランの核開発問題をめぐる緊張が原油輸出減少につながるとの懸念が続いて
いる。
ニューヨーク原油は今週、1バレル当たり69.20ドルまで上昇。サウジア
ラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は、地政学的緊張を理由に原油価格が下げる
理由はみあたらないと述べた。国際原子力機関(IAEA)は来週、イラン問
題を国連の安全保障理事会(安保理)に付託する是非をめぐり、緊急理事会を
開催する。安保理に付託した場合、イランに対する制裁が発動される可能性が
高くなり、引いては世界第4位の産油国の輸出が抑制されかねない。
BNPパリバ・コモディティー・フューチャーズの石油ブローカー、ト
ム・ベンツ氏(ニューヨーク在勤)は、「市場はイランをめぐる不安に動かさ
れている」と指摘。「バレル当たり70ドルに押し上げるような材料ではない
かもしれないが、相場はいずれ上昇していく。需要は強く、イランのような供
給源を失った場合にこれを補えるような生産能力がないため、地政学的材料次
第で相場は一気に駆け上がる可能性がある」と付け加えた。
NYMEX(ニューヨーク商業取引所)上場のWTI(ウエスト・テキサ
ス・インターミディエート)原油3月限終値は、前日比1.50ドル(2.3%)高
の1バレル=67.76ドル。週間ベースでは1.1%の値下がり。この1年間では
39%の値上がり。
原題:Crude Oil Rises on Concern Iran Standoff May Disrupt Supplies 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=28bloomberg15aAT0G71BZuR0
(抜粋) {NXTW NSN ITRQ5S0YHQ0X
ニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae
anishimae3@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Mark Shenk in New York at mshenk1@bloomberg.net.