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(回答先: 「食糧安保論」などというのは、馬鹿げた妄想だと思っていますが 【食べ物情報(4)生鮮食品(農産物)小麦】 投稿者 hou 日時 2006 年 1 月 28 日 03:26:03)
http://www.no-gmo.org/news/70/005.htm
国産小麦を安楽死させたアメリカの「小麦戦略」
ところで、日本での国産麦の生産は、1960年頃まではすてたものでなく、自給率も小麦39%、大麦にいたっては、108%と、完全自給していたのです。
それが15年後の1975年には、なんと小麦4%、大麦10%と急落し、その後は10%前後の低い自給率が現在まで続いています。
このように主要穀物の生産を短期間に急速に落ち込ませた国は世界にも例がありません。その原因は、アメリカが50年代半ばから60年代初めにかけて日本で大々的に展開した「小麦戦略」です。
「米食民族の胃袋を粉食に変える」と豪語した「小麦戦略」の柱は二つ。一つは学校給食にパンと脱脂粉乳を持ち込み、子どもという「未来の市場」を確保すること。もう一つは、「米を食べればバカになる」(大脳生理学者の林慶大教授の説)と言わんばかりの大キャンペーンを展開する一方、「キッチン・カー」(栄養指導車)を全国津々浦々に走らせてパン食を宣伝し、「現在の市場」獲得したのです。
その結果、日本の麦作は安楽死させられ、農村からは麦秋が消えてゆき、日本はアメリカの安定的な小麦市場に変えられたのです。(アメリカの小麦戦略については、高嶋光雪著『日本侵攻 アメリカの小麦戦略』家の光協会発行が詳しい)
九州米紛食品普及推進セミナー
http://www.marubishi.biz/kyushu_komeko/jigyo/koen_katano.pdf