★阿修羅♪ > 国家破産44 > 765.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ライブドア事件 2006年01月24日 【共同通信】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 1 月 27 日 01:04:17)
ライブドア事件
2006年01月25日
http://topics.kyodo.co.jp/feature19/archives/2006/01/25/index.html
堀江容疑者が経営退く ライブドア取締役辞任
ライブドアは25日、社長を辞任した堀江貴文容疑者(33)と、岡本文人容疑者(38)が、証券取引法違反容疑で逮捕されたことを理由に、同日付で取締役を辞任したと発表した。両容疑者ともグループ会社の取締役をすべて辞任、堀江容疑者はライブドア経営から完全に退いた。
堀江容疑者は24日に同社社長を退いた際には、取締役にはとどまっていた。平松庚三社長ら新経営陣は、早期の信頼回復には「脱・堀江路線」の徹底が不可欠と判断、堀江容疑者が新経営陣の意向を踏まえる形で、取締役残留の意向を撤回したとみられる。
同社をインターネット関連企業に急成長させ、一時は「情報技術(IT)の寵児(ちょうじ)」ともてはやされた堀江容疑者は、東京地検特捜部が強制捜査に入ってから8日目で経営者の立場から転落した。
ライブドア株の売買成立 摘発後初、買い注文殺到
25日の東京株式市場でライブドア株への買い注文が殺到し、16日の強制捜査以来、7営業日ぶりに売買が成立した。値幅制限いっぱいのストップ安が続いて割安感が出たほか、新経営陣も誕生、投資ファンドなどによる買収観測が浮上したことなどから買い注文が集まった。
終値は前日比39円安の137円だった。16日の終値と比べると550円余り値下がりした。時価総額も約1430億円と、16日の約7300億円から8割以上が吹き飛んだ。
堀江容疑者ら拘置決定 東京地裁
東京地裁は25日、証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)容疑で東京地検特捜部に逮捕されたライブドアの前社長堀江貴文容疑者(33)ら4人の拘置を認める決定をした。期間は2月3日までの10日間。
ほかの3人は、同社の前取締役宮内亮治容疑者(38)、同岡本文人容疑者(38)、執行役中村長也容疑者(38)。
調べでは、4人は共謀し、2004年10月に発表した関連会社による出版社の買収で、出版社の価値を不正に高く算定したり、既にライブドア実質支配下の投資事業組合が出版社の100%株主になっているのに、新たにグループ外から買収するように装った疑い。
また同年11月、売上高などを水増しした関連会社の決算短信を発表した疑いが持たれている。
買収18社のうち15社が赤字 ライブドア
ライブドアが本体や関連会社を利用して2001年12月から昨年4月までの間に株式交換の手法で子会社化した企業18社のうち、15社が子会社化される前の3年間で純損益で赤字決算になるなど収益力に問題を抱えていたことが、25日分かった。
うち7社は3年間に一度も純損益で黒字を出しておらず、売上高がゼロ、従業員ゼロといった事実上の“ペーパー企業”も含まれていた。ライブドアには、株式交換を活用した企業買収に絡んで数十億円の利益を還流させていた疑惑があるが、買収戦略そのものが収益向上や売上高増といった具体的な事業拡大を見込んだものとかけ離れていた実態が浮かび上がった。市場関係者からは「株式交換を利用したマネーゲームだったのでは」との指摘も出ている。
逮捕容疑の買収先も増資 ライブドア事件
ライブドアグループの証券取引法違反事件で、同社の前社長堀江貴文容疑者(33)ら4人の逮捕容疑となった関連会社の株式交換による出版社買収に先立ち、ライブドア側は出版社に3000万円を増資し、交換する株式数を1000株から1600株に増やしていたことが25日、分かった。
同社が赤字の買収先に増資したケースは多く、交換用に発行した関連会社株の売却益還流額をアップさせるための増資とみられる。東京地検特捜部は買収の経緯などについて、堀江容疑者や前取締役宮内亮治容疑者(38)らを追及している。
調べや関係者の話によると、ライブドアは2004年3月ごろ、出版社のマネーライフ社買収に乗り出し、傘下の投資事業組合が同年6月、マネーライフ社発行済み株式の1000株(1株5万円)すべてを取得。3000万円の増資は翌月で、発行済み株式は600株増えた。
謝罪要求される発言でない 武部氏が岡田氏に反論
自民党の武部勤幹事長は25日、民主党の岡田克也前代表からライブドア前社長の堀江貴文容疑者との関係に関する発言で抗議を受けたことに対し「撤回、謝罪を要求されるたぐいの発言ではない」と反論する回答書を岡田氏側に手渡した。
武部氏は24日午前の記者会見で、昨年の衆院選前に岡田氏が堀江容疑者に「アプローチした」と発言した。
武部氏の回答書では「岡田氏と堀江容疑者が昨年8月16日に会談・面会した事実を指摘しただけ。会談の目的が候補としての擁立を企図したものであったことは岡田氏の抗議文に明記されている」としている。
堀江容疑者の馬が競走除外 川崎競馬
25日の川崎競馬第5レースに出走予定だったシェアザブライトン(牝馬4歳)が主催者の判断により競走除外となった。
同馬は9人の馬主の共有となっているが、9人の中に、ライブドア事件で東京地検特捜部に逮捕された堀江貴文容疑者が含まれている。同容疑者は起訴前ではあるが、社会問題となっている渦中の人物が関係している馬の出走は公正保持のため好ましくないと判断された。
利益を帳消し工作 粉飾直後、故意に赤字取引
ライブドア事件で、同社は傘下企業との架空取引で利益が出たように粉飾した2004年9月期決算を締めた翌月から翌々月にかけ、わざと赤字が出る取引をしていたことが25日、関係者の話で分かった。同期決算に計上した架空利益を後から“帳消し”にして問題化するのを防ごうとしたとみられる。
東京地検特捜部は、違法性を認識していたことをうかがわせる不自然な操作とみて、直接かかわったとみられる前取締役宮内亮治容疑者(38)=証券取引法違反容疑で逮捕=のほか、前社長堀江貴文容疑者(33)=同=らの関与や認識について詳しく調べる方針。
特捜部は同日、堀江容疑者ら逮捕した4人の10日間の拘置を東京地裁に請求した。
関係者の話によると、ライブドアは04年9月期決算で、約10億円の赤字を約14億円の黒字に粉飾。利益をでっち上げる操作は同年9月の経理に集中し、実質上傘下にあった消費者金融「ロイヤル信販」(現ライブドアクレジット)などとの取引で利益が出たように見せ掛けたとされる。
ライブドアM株売り続く グループ5社は売買交錯
25日の東京株式市場で、監理ポストのライブドアマーケティング株に引き続き売り注文が殺到、売買が成立しない状態が続いている。一方、ライブドア株は東京証券取引所が異例の取引時間短縮措置を発動したため、午前の取引が行われない。
ライブドア株については「既に清算価値を下回る水準まで値下がりした」(大手証券)ともいわれ、投機的な買いが急増する恐れがあるため、市場では午後1時半からの取引に注目が集まっている。
取引成立で約定処理件数が一気に膨らむ事態となれば、東証のシステム不安が再燃。「ライブドア・ショックから立ち直りかけている相場が再び混乱する恐れもある」という。
本体粉飾も立件方針 証取法違反で特捜部、ライブドア
ライブドア関連会社をめぐる証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)の疑いで逮捕されたライブドア前取締役宮内亮治容疑者(38)=24日辞任=が東京地検特捜部の調べに、本体の粉飾決算を認め「社長に相談し、了承された」などと供述していることが同日、関係者の話で分かった。
特捜部は、ライブドア前社長堀江貴文容疑者(33)=同=らがライブドア本体のうその決算作成や有価証券報告書の虚偽記載に深く関与したとの疑いを強め、証券取引法違反容疑で立件する方針を固めたもようだ。
堀江容疑者は23日に逮捕された直後の取り調べで、弁解録取書への署名を拒否し、争う姿勢を鮮明にしている。
関係者によると、ライブドアの2004年9月期決算は、本当は約10億円の赤字だったのに、売上高や利益を操作して約14億円の黒字と偽装。
http://topics.kyodo.co.jp/feature19/archives/2006/01/25/index.html