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LDショックで外国人買いは8割減、個人は逆張り、過去2番目の大きさ (ブルームバーグ)
2006年1月26日(木)16時58分
1月26日(ブルームバーグ):東京証券取引所が26日に発表した1月第3
週(16日−20日)の投資部門別売買動向によれば、東京、大阪、名古屋3市場
の1・2部合計で、外国人投資家の買い越し額は238億円となり、その前の週か
ら8割減少した。外国人が「ライブドア事件」を受けて、日本株に慎重になった
ことが浮き彫りになった。
しかし、その一方で、個人投資家の買い意欲は衰えを見せず、買い越し額は
5296億円と、バブル経済真っ只中の1987年10月第3週(6504億円)に次ぐ、
過去2番目の大きさまで膨らんだ。
個人投資家が外国人の22倍以上も買い越し、相場の存在感を際立たせた週
となった。急落した場面では下値を拾い、投資意欲の強さがあらためて確認され
た。「ライブドア・ショック」でも、個人投資家のリスク許容度は落ちていない
との市場の観測を裏付けた格好となった。
東海東京調査センターの矢野正義シニア・マーケットアナリストは「ライブ
ドア事件は個別企業の問題。ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に変わり
はなく、日本株は相変わらず先高期待が強いということ。押し目買いを待ってい
た投資家も多かったようだ。ただ、これほど個人が買っていたとは驚きだ」と話
していた。
新光証券エクイティ情報部の三浦豊次長は「個人は木、金曜日で相場が戻っ
たところに買いを入れたようだ。株価の高い銘柄を投げて、安くなった水準で中
身の良い銘柄を買い直したとみている」という。
投資信託は6週連続の買い越し
このほか、投資信託は6週連続の買い越し。買い越し額は398億円となり、
前の週(36億円)に比べて11倍となった。事業法人も2週連続の買い越しとな
り、買い越し額は802億円となった。長銀・都銀・地銀は314億円、その他金融
機関は231億円買い越した。
半面、売り主体では、生保・損保が8億円、信託銀行は2450億円売り越し
た。証券自己も6033億円の売り越しとなり、前の週(3818億円)から1.5倍に
増えた。
記事についての記者への問い合わせ先:
東京 常冨 浩太郎 Kotaro Tsunetomi ktsunetomi@bloomberg.net
東京 院去 信太郎 Shintaro Inkyo sinkyo@bloomberg.net
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=26bloomberg11aTP_10r0lA1E