★阿修羅♪ > 国家破産44 > 737.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ライブドアは、地球規模のヒューマノイド世界経済再編に参入できるか? 投稿者 愚民党 日時 2006 年 1 月 25 日 22:56:00)
「脱堀江」に躍起 距離置くライブドア子会社
ライブドア前社長、堀江貴文容疑者(33)ら幹部の逮捕を受け、一部子会社はライブドア色の払拭(ふっしょく)に躍起になっている。これまで「ホリエモン」の個性や人気を前面に打ち出して売り上げを伸ばしてきた企業が多いが、逆に社名変更を検討し始めたり「独立性」を強調したりと、手のひらを返したように関係否定に追われている。“脱堀江”はどこまで世間に受け入れられるか。
「巻き添え」回避へ、子会社の動きは速かった。OS開発・販売のターボリナックスは逮捕翌日の二十四日、「ライブドアに関する一連の報道について」と題し、「今回の強制捜査について、当社は嫌疑の対象とはなっておらず、現時点では関係していない」と、いち早く距離を置く声明を発表。さらに、「ライブドアの事業に何らかの支障があった場合でも、業務遂行に影響はない」と突き放した。
同社経営企画管理本部は「『親会社と同じ状況ではないか』といった問い合わせも続き、株主に迷惑が掛からぬようきちんと表明した」と説明する。
ライブドアを冠した社名の変更も一部でささやかれる。消費者金融のライブドアクレジット幹部は「若い人にとって、(認知度の高い)ライブドアという看板は大きい」とこれまでの“恩恵”を認めた上で、「これだけ問題化したので、ライブドアの名前をはずすなど社名変更の話は上がっている。嫌がらせの電話がきたりもするし…」と語る。もっとも、ライブドア広報は「子会社単独で社名を変更することは考えられない」と断言している。
中古車販売のライブドアオートは十八日、「ライブドアとは独立したコーポレートガバナンスのもと経営されている別個の企業」と主張。その後も「(証券取引法違反の事実は)当社には一切存在しない」「当社の監査人はライブドアとは無関係」などと関係否定を続けた。IR室では「社名変更を含めまだ検討中。提携解消もないとはいえない」としている。
一方、オンラインクレジットカードの決算処理サービスを手がける「ゼウス」と「ゼロ」はライブドアの子会社、ライブドアフィナンシャルホールディングスと締結していた株式の売買契約の解消を申し入れ、ライブドア側も了承した。ライブドアが二十五日、発表した。
ライブドアフィナンシャルホールディングスは昨年十二月、ゼウス、ゼロとの間で、両社株を約百十億円で取得する契約を締結し、完全子会社化することになっていた。
◇
■関連グッズ販売中止続々
トップの逮捕にともない、ライブドアの急成長にあやかった“堀江グッズ”の販売を差し控えるケースが相次いでいる。
コンビニエンスストアのエーエム・ピーエム・ジャパンは堀江容疑者逮捕の翌日、関東地方の約一千店舗で販売していた清涼飲料水「ホリエナジー」の販売を中止、店頭から撤去した。
「想定外の仕事やここ一発の時に」と、堀江容疑者の“お墨付き”で売り出した同商品。広報担当者は、「彼のエネルギッシュな面を前面に出していたが、『犯罪をするための薬』とのイメージで受け取られかねない。本当に想定外だ」。
大阪市内の業者は、今月十六日の家宅捜索前日に発売した栄養補助食品「ホリエモンの『想定以上のIQ』サプリメント」を、約一週間後の逮捕と同時に販売中止に。業者側は「商品のイメージを損なう」と話す。
堀江容疑者ら幹部のDVD「100億稼ぐネットベンチャー虎の巻」は昨年末から在庫切れの人気商品だったが、逮捕により増産のメドが立たなくなった。発売元のライブドア子会社は「(増産は)堀江前社長本人が判断していたが、今後のことは分からない」と困惑ぶりを隠さない。
今月末に堀江容疑者が発売予定だった新著の発売を延期した出版社もある。都内の大手書店では、家宅捜索を機に急遽(きゅうきょ)堀江容疑者の過去の著書を平積みにしたが、「ほとんど売れなかった」ため数日で撤去した。店員によると「逆に会計監査関連本や違反事例を分析した本への需要が高まっている」という。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/26na1001.htm