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(回答先: 流行り廃りのある企業が国民(マス)の医療を支えるのは危険ってことでせう。 投稿者 memento mori 日時 2006 年 1 月 25 日 14:41:32)
確か、このまえもこのような話をしましたね。
米国と日本の共通事項は、レガシーコストであることが分かります。
このレガシーコストを負担するのは、米国では企業であり
GMは、退職者から現社員まで通常の医療から高度医療まで例外なく社内の保険診療でまかなっています。
GM社員だとキャデラック並みの高級な医療が受けられるのです。
しかも、この保険の自己負担は7%です。
いまこの適用範囲の広さがGMを追い詰めています。
特に、高度先進医療の部分がです。
GMの元社員と社員に高齢化が増加し、その医療が自然と高度先進医療に流れているのです。
それが、GMの経営を圧迫しています。
これを日本にたとえると、保険診療を維持する財源が確保できない点にあります。
しかも、自由診療なら自由診療、保険診療なら保険診療
この前提は、高度先進医療をすべて保険診療の対象を認めることが重要だとおもいます。
しかし、財源的には不可能のようです。
では、いま財源を求めるとなると?
一般財源は、現段階で20兆円さらに少子・高齢により増加します。
しかも、アメリカのように高齢者が増加し高度先進医療の使用が増加し、現在の特定療養
費用制度がさらに一般財源を使うようになると、財源が確保できない場合形骸化します。
いま税金は一般会計と特別会計の負担を計算すると、国民一人当たりでは、福祉国家とよばれるスウェーデンより重税であることがわかります。
【一般的な数字は、82兆円、地方を足すと166兆円、特別会計などを加えると412兆円 広義の公務員900万人 http://www.asyura2.com/0510/hasan43/msg/310.html】
いまのまま保険診療を続けられるのでしょうか?
memento moriさんは、混合診療に反対のようですが、高度先進医療の増加が保険診療を意地を困難にしていると思われます。
GMは、財政圧迫により保険料改定に踏み切りUAWと合意したようですが
日本の場合、3割負担以上に引き上がないと維持が困難にならないでしょうか。
今後、保険診療だけでは4割5割もありえます。
純粋に混合医療はどのような点が欠点なのでしょうか?