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◇アジアへの販路拡大に手応え
道や道経連などが14〜22日に中国・上海市で開いた北海道物産展が初日だけで昨年の7割を売り上げる盛況だったことが道のまとめで分かった。関係者は「道産品の大きな可能性を実感した」と手応えをつかんでいる。道は今夏、台湾に海外初のアンテナショップを開店する予定で、上海での人気はアジアへの売り込みを加速させそうだ。
物産展は上海市内の百貨店で開き、28社の57品を出品。初日のサケ解体ショーには大勢の家族連れや若者も詰めかけ、無料で配られた切り身を奪い合った。道商業経済交流課によると、期間中は1日平均500人が商品を購入し、来場者数は初開催だった昨年の5、6倍だった。
商品は輸出コストや消費税がかかり、日本国内より割高で販売された。物価の違いもあり、道産品は高価だ。しかし、「北海道ミルクソフトキャンディ」(1袋140グラム、17元=約250円)や珍味の「のしほたて」(1袋18グラム、26元=約390円)などが飛ぶように売れたという。
中国政府が許可した販売品目が増えたことが人気の背景にある。昨年の16品目が今年は39品目に倍増し、日本品物産展では異例の多さ。試食後に商品を買えることが人気につながったようだ。
一方、台湾からは04年度、海外客中最多の延べ約71万人が北海道を訪れており、道産品の人気は高い。アンテナショップは現地のバイヤーに売り込むことを目的にデパートか商社の一画に設ける。同課によると、台湾ではナガイモや菓子類が人気だが、需要はまだ把握しきれていない。同課は「上海の物産展での需要傾向をしっかり分析し、アジアへの販路拡大戦略を練る」と話している。
【丸山博】
1月25日朝刊
(毎日新聞) - 1月25日16時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060125-00000004-mailo-hok