★阿修羅♪ > 国家破産44 > 589.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□聴取秒読みホリエモン「身に覚えがない」ブログで関与全面否定 [サンケイスポーツ]
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200601/sha2006012301.html
聴取秒読みホリエモン「身に覚えがない」ブログで関与全面否定
ブログで全面否認!! ライブドアグループの証券取引法違反事件で、ライブドアの堀江貴文社長(33)=写真=が22日、自身のブログを更新し、容疑への関与について「私は身に覚えがない」と完全否定した。東京地検特捜部による強制捜査以降の報道にも「捏造(ねつぞう)記事も多い」などと“逆ギレ”? 側近が次々と事情聴取を受け、自身の聴取も秒読み段階だけにイラ立っているのか…。
◇
近く特捜部の任意の事情聴取が始まることが確実なホリエモン。その聴取に先立つ形でこの日、自身の人気ブログ「社長日記」で、容疑への関与を真っ向から否定する“供述”を行った。
「疑いをかけられている件につきましては私は身に覚えがないです」
ブログではあるが、堀江社長自ら公に関与を否定したのは初めて。だが「私は」の表現に、微妙なニュアンスが感じられる。
同社ナンバー2の“参謀”宮内亮治取締役(38)が特捜部の任意の聴取や取材に対して、金の流れなど事実関係はおおむね認めつつも「堀江は知るわけがない」などと、堀江社長の関与を否定し続けていることに足並みをそろえた形なのか…。
堀江社長は続けて「報道されている件は誰がどこでどう調べたのかもわからないような代物ですので、なんともコメントのしようがありません」とも書き込んだ。
家宅捜索を受けた直後の17日早朝に約6分間の記者会見を開いて以降、公の場には姿をみせない堀江社長。ブログでは19日にお知らせの掲載で更新したが、自身の近況や見解を記したのは17日以来。久々のホリエモン節だ。
「毎日、いろいろ対策会議をしているところ」と、東京・六本木ヒルズの自宅と会社を往復して“捜査対策”に余念がない現状を明かす。「決算発表も近いのですが、資料を大量に押収されていたりするので準備に追われています」と、バタバタぶりもうかがえる。
「さらに事情聴取などもされているので…大変ですが、もろもろがんばります。もちろん休日返上です」。事情聴取とは自身ではなく、宮内氏ら側近たちを指すが、頼みの側近が特捜部に次々と呼ばれている状況はこたえている様子。
さらにマスコミへの恨み節も。この日午前に生放送があった民放報道番組の担当者が、堀江社長の携帯電話に「突然、10回以上もテレビに電話で生出演しろと、半ば脅迫めいた電話をかけてきました…」と暴露。
「マスコミって何でもありなんですね…。いちいち反論するのも困るくらい捏造記事も相変わらず多いですし…」とも。さすがのホリエモンも「…」を多用するほど、嘆息の毎日のようだ。
★他の関係者のブログは…
ライブドア関係者のブログでは、美人広報担当の乙部綾子さん(29)は、特捜部が家宅捜索した今月16日当日でストップしたまま。書き込みの最後は、捜索を受ける前に書き込んだとみられる試食の話題だった。
事情聴取を受けている宮内取締役や熊谷史人取締役(28)のブログもそれぞれ今月10日、11日で止まっている。一方、ネットサービス事業本部を担当する伊地知晋一副社長(37)は20日付で「ポータルサイトライブドアの現場はいたって平常通り」「一刻も早く信頼を回復すべく全力で努力する」と書き込んでいる。
★一緒にしないで…サイバード堀会長が苦言
「IT(情報技術)企業イコールあやしいというのはおかしい」。ライブドアに絡む一連の事件でIT企業の急成長への疑念の声が出ていることに対し、携帯電話向けコンテンツ配信を手掛けるサイバードの堀主知ロバート会長は、経営手法はさまざまで、すべてがライブドアと同じではないと反論した。
元自民党幹事長の加藤紘一氏が、IT企業がひしめく東京・六本木ヒルズの中で経営者らが情報交換することで不当に株価が上がっているのではと指摘すると、堀氏は「誤解だ」と反論。「ヒルズには夜遅くまで頑張っている企業も多い。そういう企業を応援してほしい」とかばった。
★アッコが生放送でメッセージ
堀江社長と親交がある歌手の和田アキ子(55)が、22日にTBS系で生放送された「アッコにおまかせ!」(前11・45)で「今回のことはいけないこと。罪は罪としてちゃんと認めたほうが潔い」と堀江社長に向けてメッセージを送った。番組では「ホリエモン専用電話」も開設して「お電話、ぜひお待ちしてま〜す」と連絡を呼びかけたが、電話はかかってこなかった。
★武部幹事長「悔しい」自民党幹部は防戦一方
昨年の衆院選で渦中の堀江社長を全面支援した自民党の「責任」をめぐり、自民党幹部は22日、防戦に追われた。
責任を一斉に追及する野党側に対し、自民党の甘利明政調会長代理は民放番組で「確かに人物を見誤った点はある」と認めながらも「当時はルール違反を把握していなかった」と釈明。当時、堀江社長の応援に駆け付けた武部勤幹事長は和歌山県みなべ町での講演で「若い人からいろんな期待感を集めていた堀江氏のことなので本当に悔しい」と嘆いた。
★株式分割先と買収元変更、新たな疑い浮上
ライブドアは平成13年以降、株式交換による企業買収の前後に4回にわたって株式分割を繰り返した後、株価の大幅上昇が見込めなくなると、証券取引法違反の疑いが持たれている関連会社が株を分割し、企業を買収していたことが22日、分かった。
ライブドアには買収先に渡った同社株などの売却益数十億円を還流させた疑いも浮上しており、東京地検特捜部は一連の企業買収と株式分割の経緯を詳しく調べている。