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インド ソフト開発大手3社とも大幅増収増益 欧米企業からの受託好調【フジサンケイ】
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200601200003a.nwc
2006/1/20 TrackBack( 2 )
インドのソフト大手3社の2005年10−12月期決算は欧米企業からの好調な業務受託を背景に前年同期比で軒並み増収増益となった。
ブルームバーグによれば、最大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)の純利益は7.2%増の73億2000万ルピー(約183億円)、売上高は27%増の326億5000万ルピー(約816億円)。2位のインフォシス・テクノロジーズは純利益が31%増の64億9000万ルピー(約162億円)、売上高が35%増の253億2000万ルピー(約633億円)、同3位のウィプロが純利益が25%増の53億2000万ルピー(約133億円)、売上高が33%増の277億ルピー(約692億円)だった。
3社は、米国市場での競争激化や経済成長に伴う通貨ルピー高による悪影響が出るとみられていたが、ソフト開発業務とコンサルティングを組み合わせた高付加価値サービスの提供に事業の軸足を移した結果、利益率が上昇した。
また欧州市場にも着実に食い込んだことに加え、米国景気が好調なことも各社の業績を押し上げた。
増益率が3社間で最も低かったTCSは、同期にイギリス、チリなどのIT(情報技術)関連企業を買収。新たに中露などの新規企業を顧客に取り込むことに成功したが、買収に伴いインドより給与水準の高い国の従業員を抱え込んだことで、収入が圧迫されたとしている。3社は同期間中、いずれも従業員数を10%前後増加させている。
今期以降の業績については、各社が海外企業の買収の動きを加速させており、これがどれだけ新たな収益源になるかが、今後の勝負の分かれ目になるとみられている。