★阿修羅♪ > 国家破産44 > 519.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□勝ち組ケータイ投資家が使うツール [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1651161/detail
勝ち組ケータイ投資家が使うツール
携帯電話で株取引するケータイ投資家が増えている。昨年、携帯電話によるネット証券大手5社の売買代金は14兆円。一昨年の6割増だ。外出先でも手軽に株価チェックや売買注文ができるのが人気の理由だが、彼らはどんなツールをどのように使っているのか。
中堅コンピューターメーカーに勤める田村芳雄さん(仮名・32歳)は投資歴5年のネットトレーダー。200万円の元手を1400万円まで膨らませた株名人だが、3カ月ほど前から自宅のパソコン以外に携帯電話での取引を始めた。
「自宅のパソコンでの注文だけでは仕事中の急な値動きに対応できなかったが、携帯電話のおかげで売買のタイミングをはずすことが少なくなりました」(田村さん)
実はケータイ投資家の多くは、田村さんのように昼間にパソコンで株取引ができないサラリーマン。毎朝、出勤前にパソコンで指し値で売買注文を出し、昼休みに相場を見て注文の訂正や追加をする。ヒマがあれば取引が終了する午後3時過ぎに会社のトイレなどで終値を確認したり、帰宅途中の電車の中で、その日の市場動向をチェックするのが日課だ。
「いまの携帯電話は機能がアップし、パソコン並みのサービスが受けられるのですから、ケータイ投資家が増えるのは当然です」(カブドットコム証券・臼田琢美常務執行役員)
実際、ネット接続できる携帯電話があれば誰でも株価を簡単に調べられる。
例えばNTTドコモならiモードの「iメニュー」から「メニューリスト」に入り「証券/カード/保険」を選ぶ。auならEZの「EZトップメニュー」の「ビジネス&ニュース」から「証券」へ飛ぶ。そこから各証券会社サイトに入り銘柄検索すると20分程度遅れた株価が表示される。
あなたがその証券会社の口座開設者なら会員サイトに入ると、ほぼリアルタイムの株価や出来高など、より高度な情報が得られる。もちろん、その場での売買も可能だ。
ただし、証券会社によっては携帯向けサイトでは信用取引や逆指し値ができない。手数料にも違いがある。
どの証券会社が使われているのか。ネット証券・ネット銀行の評価を手がけるストックリサーチ取締役の大和田智美氏がこう言う。
「一般的な証券会社の携帯向けサイトの株価は、いちいち更新ボタンを押さないと新たな株価が表示されません。しかし、楽天証券の携帯電話向けの高機能株取引ツール『iスピード』は5秒ごとに自動更新され、ケータイ投資家の人気が高い」
これなら暴落・暴騰にもいち早く対応できる。19種類ものリアルタイムの株価ランキング表示もでき、逆指し値もOK。株の売買代金をあらかじめ指定した銀行に無料で送金できる。ただし、これに対応するのはNTTドコモのFOMAだけ。「iスピード」使用中はパケット通信代がかかるので注意が必要だ。
ただ、パソコン並みに便利になったとはいえ携帯電話だけの取引だと、世の中や市場全体の動きがわからず、特定の株の動きだけにのめり込みやすくなる。前出の田村さんのように、携帯電話と併せて自宅のパソコンでじっくり銘柄の分析や市場分析することが必要になるわけだ。
「私は、値動きの激しい銘柄の売買は、携帯電話で注文を訂正・追加できる楽天証券の口座で取引します。それ以外は自宅のパソコンでイー・トレード証券の口座を使う。売買手数料が安くて使いやすいからです」(前出の田村さん)
これから投資家デビューを考えている人は参考にしたら。
【2006年1月18日掲載】