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(回答先: 現行の金融政策維持を7対2の賛成多数で決定=日銀決定会合 【ロイター】 投稿者 Sちゃん 日時 2006 年 1 月 20 日 14:05:32)
東京外為市場・午前=ドル115円半ば、先行き不透明でポジション取らず
2006年 01月 20日 金曜日 12:38 JST
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
正午現在 115.54/56 1.2080/82 139.58/63
9時現在 115.51/54 1.2088/91 139.63/73
午前高値 115.68 1.2096
午前安値 115.43 1.2074
前日東京17時 115.33/36 1.2085/88 139.42/47
前日NY17時 115.40/42 1.2097/03 139.59/67
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[東京 20日 ロイター] 正午過ぎのドル/円は、前日NY市場午後5時時点に比べて小幅上昇し、115円半ばでの取引が続いている。仲値のドル不足でじりじりと買いが入ったが、115円後半からは売り意欲が強まり、上値は伸びなかった。ドルの下値の硬さは確認されたものの、ドルを一段と買い進む材料にも欠けている。米国の金融政策の行方についても不透明感がくすぶり、参加者はポジションを傾けることを控えているという。
午前のドル/円は、115円半ばでの取引から始まり、5・10日の仲値にかけてドル需要が強まり、一時115.68円までじり高となった。しかし115円台後半では、116.00円付近のオプションのトリガーを付けさせないための防戦売りなどが待っているとみられることや、116円台に乗せるほどドルを買い進む意欲はなかったことから、115円半ばに小反落してもみあいが続いている。
月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、米国の今後の利上げ動向を見極めるうえで米経済指標に注目が集まっているが、このところの指標結果は強弱まちまちで、ドルの方向性を明確にする材料にはなっていない。
1月FOMCでは、0.25%の追加利上げが実施され、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準が4.50%になることはほぼ織り込み済みとなっている。市場が注目するのはその次の3月FOMCでの利上げだが、「3月に再度利上げをするという見通しを固めるほどインフレの可能性が高まるような兆候が、このところの経済指標の結果からは見えてきていない」(国内金融機関)という。これが、ドルを買い進みにくい要因のひとつだという。
米国の金融政策の見通しが定まらないことに加え、株価の乱高下や原油価格の上昇、地政学的リスクの高まりなど、今後の為替動向に影響する可能性がある材料も複数ある。市場は「利上げがほぼ確実である(1月の)FOMCを前にドルをショート・ポジションにしておくことはできないが、ロングにしたいわけでもない。いったんドル・ロングが解消された段階で、今は様子見になっている」(別の国内金融機関)という。
米サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は、米連邦準備理事会(FRB)の政策が、3.5─5.5%とされるFF金利の理論上の「中立レンジ」の中央値に近づいているとの認識を明らかにした。全米企業エコノミスト協会(NABE)ロサンゼルス支部での討論で述べた。
一方、日銀は近く金融政策決定会合を終了させる予定で、午後3時半からは福井総裁が記者会見を行う。今週はライブドア問題をきっかけに日経平均株価が急落する場面もあったが、福井総裁は景気を楽観的にみる基本姿勢は崩さず、「緩和政策解除の時期が一段と近づいていることを確認することになるだろう」(別の都銀)とみられている。しかし足元は円高傾向が一服しており、「(政策変更の思惑が強まっても)大幅に円買いが進む可能性は低い」(信託銀)との予想が大勢となっている。
正午現在のクロスレートは、豪ドル/円が86.36/46円、スイスフラン/円が89.83/88円、ポンド/円が202.90/02円。
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