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日本は景気回復を強調、欧州は緩和的政策が景気支え−日欧経済協議 (ブルームバーグ)
2006年1月19日(木)21時25分
1月19日(ブルームバーグ):欧州連合(EU)の行政執行機関である
欧州委員会は19日、ブリュッセルで前日開かれた日本側担当者らとの経済協議
について、以下の通り発表した。
欧州中央銀行(ECB)のトゥンペルグゲレル理事を含む欧州側参加者は
「現在の段階的な景気回復について説明し、これが緩和的なマクロ経済政策ミ
ックス、良好な金融状況、利益率の改善、名目実効為替レートの下落、堅調な
世界経済の環境に支えられているとした。域内需要が上向くことが予想され、
外需もわずかながらもプラスの刺激をもたらすと見込まれている。金融や財政
政策についても討議された」
日本側の渡辺博史財務官を含む出席者は「日本経済が資産バブルの破裂後、
最長の景気回復期にあることを強調した。この回復は企業利益拡大に支えられ
た民間内需、雇用市場の改善や信頼感の高まりが主導している。財政緊縮やデ
フレ克服の問題も話し合われた。双方ともに、原油価格動向が日本や欧州のマ
クロ経済に与える影響についても討議した」
原題:EU Comments on Domestic Pickup, Euro After Talks With 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=19bloomberg12a1tMNGBzu2KM
Japanese(抜粋) {NXTW NSN ITC71V07SXKX
ジュネーブ 蒲原桂子 Keiko Kambara
kkambara@bloomberg.net Editor: Okochi
記事に関する記者への問い合わせ先:
Jonathan Stearns in Brussels at jstearns2@bloomberg.net