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(回答先: オリックス:印の金融会社とインフラ投資ファンド設立−規模100億円 (ブルームバーグ) 投稿者 愚民党 日時 2006 年 1 月 19 日 18:42:35)
楽天:保険・銀行分野への進出を正式発表−グループ基盤強化狙う(2) (ブルームバーグ)
2006年1月19日(木)17時40分
1月19日(ブルームバーグ):インターネット商店街国内最大手の楽天は19日、
金融事業での新しい取り組みとして、米保険グループ最大手のAIGと提携し損害保険
事業に進出、また、新生銀行と東京都民銀行とそれぞれ提携して金融事業を手掛けると
発表した。金融事業分野での基盤を整え、会員向けのサービス向上を通じグループの収
益拡大を狙う。
AIGのアメリカンホーム保険とは少額短期保険分野で、新生銀行とはモーゲージ
ローンの取り扱いで、また、東京都民銀行とはインターネットバンキングの分野でそれ
ぞれ正式に提携した。
3分野で年内始動へ
保険については、保険業法の改正(2005年5月2日公布、2006年4月1日施行予
定)に伴い、少額・短期保険にサービスを絞り、アメリカンホーム保険会社と新会社を
3月に設立する予定。金融庁への届出完了後に営業を開始する。新会社の資本金は5億
円で出資比率は楽天が80%、アメリカンホーム保険が20%を予定している。
住宅ローンについては、新生銀と専業の合弁会社を2月中旬に設立する。新会社は
インターネット活用し、住宅金融公庫と提携して長期固定金利のローン商品を取り扱う
予定。新会社の資本金は10億円で両社が折半出資する。
都民銀とは、インターネットを利用した銀行設立に向けた協議について業務提携契
約を締結した。都民銀は2006年7月をめどに、楽天グループ各社の顧客をはじめネッ
ト利用者に対し、資金決済サービスだけでなく中小企業や個人向けのローン業務などを
提供する楽天支店を楽天のホームページ上に開設する。
楽天は、これらの金融事業関連の分野での取り組みでグループの会員の利便性の向
上とサービスの拡充を狙うという。また、インターネットとの親和性の高い金融分野で、
新しいビジネス機会の創出を目指す。
楽天の株価終値は前日比変わらずの10万4000円。
記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 松田 潔社 Kiyotaka Matsuda kmatsuda@bloomberg.net
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=19bloomberg32aOcK__INozCU