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Nevada経済速報１月１９日（木）１０：４０
...2006/01/19(Thu) 11:47:07...
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中国でのデフレ議論
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中国のエコノミストの間で、中国でデフレが進むのではないか？との議論が起こってきています。
１０％成長の国でデフレ？ 理解できない現象ですが、これには前提があります。
『本当に１０％成長しているのか？』ということです。
デフレが進むということは本当は経済成長していないのではないか？とも見れるからです。
もし、中国が本当は経済成長していなくて、実質マイナス成長だとすると、つじつまがあう現象があるのです。
『不良債権の増加』と『株安』です。
日本が苦しんだ時には、デフレが進行していたわけですが、今の中国は日本の状況と同じではないか？とも見れるのです。
ただ、マスコミ規制のある中国ですし、なんとしても、日本からの援助（ＯＤＡ）の代わりに外国からの投資資金が必要だった為に、利益の水増しではありませんが、経済成長の水増しをしていたのではないかとも考えられるのです。
ところが、ここにきまして、もはやそのような偽装が出来なくなってきたために、ガス抜きを狙って、今回の＜デフレ議論＞が巻き起こってきたのではないかとも見れるのです。
なにせ中国が本当のデフレに陥れば、余った膨大な廉価な製品が日本や世界にばら撒かれ、世界経済がデフレスパイラルに陥るからです。
自動車、鉄鋼、化学製品等は、このデフレスパイラルに巻き込まれつつありますが、この影響が本格化すれば、史上最高決算から赤字転落という天国と地獄をあっという間に見ることとなります。
今後、中国の＜デフレ議論＞の行方には注意が必要だと言えます。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。