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IMF:07年のドイツ経済成長は鈍化の見通し−増税で消費抑制も (ブルームバーグ)
2006年1月19日(木)01時13分
1月18日(ブルームバーグ):国際通貨基金(IMF)は18日、ドイツ
経済について、同国政府が計画している付加価値税の引き上げにより個人消費が
抑制されるとみて、来年の成長は鈍化するとの見通しを示した。
IMFのアジア太平洋担当局幹部のアジャイ・チョプラ氏は電話会議で、国
内総生産(GDP)伸び率見通しについて、2007年が0.75−1.25%と、
2006年の1.5%を下回るとした。IMFが昨年9月時点で示した今年の成長率
予想は1.2%だった。
メルケル政権は07年に、財政赤字の削減に向け、付加価値税率を現在の
16%から19%に引き上げる計画だ。このため、同年に景気の勢いは失われると
見込まれている。
チョプラ氏は「多くは、消費者が付加価値税の引き上げにどう反応するかに
左右されるだろう」と指摘し、「消費者が税率が現行水準にあるうちに購入を済
ませようとすると考えられるため、06年第4四半期(10−12月)の消費は本
来よりも力強くなると予想している」と述べた。
原題:German GDP Growth May Slow Next Year on Tax Increase,
IMF Says(抜粋) {NXTW NSN ITAJP31A74E9
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=19bloomberg12auAZgk.FpIns