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(回答先: ライブドアに粉飾容疑 東証は上場廃止検討も 【共同通信】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 1 月 18 日 14:56:00)
PJニュース
あの日から11年…。被災者支援の成否は
17日午後5時47分に黙祷をささげる人々。神戸市の東遊園地にて (撮影:鈴木 義哉)
【PJニュース 01月18日】− 1月17日。阪神淡路大震災から11年目のこの日を迎えた。震災で最も大きな被害を受けた神戸市では、多くの追悼行事が行われた。神戸市役所に近い東遊園地では「1.17」の文字に竹の筒に入ったろうそくが震災でなくなった人と同じ数の6434本灯され、午前と午後の5時46分に市民による黙祷がささげられた。同日神戸市役所前で「1.17追悼・連帯・抗議のつどい」が開かれ、せんざいの炊き出しやフォークコンサート、演説などが行われていた。
被災者支援はうまくいっていたのか
あの日、多くの人が家族や家や仕事を失った。行政が行った災害援護資金は震災から11年たった現在、約1308億円の貸付額に対し、309億円が滞納したままである。原因のほとんどは、被災者の生活困難や高齢化など生活再建がなされていない証しともいえる。また、借受人の破産や死亡といったケースも少なくない。10年の返済期限を5年延長したが、実質的な問題の先送りとなってしまった。
また、今年2月16日に神戸空港が開港するが、この計画は震災から1年後、市民の意志という格好で決定された計画だった。当時の笹山幸俊市長は「復興のシンボルにしたい」と発言していたが、その時期の世論調査からすると、多くの市民はそうは思っていない。採算性のわからない空港より、被災者対策を訴えた市民が少なくなかった。
阪神大震災はボランティア活動が注目された出来事でもあった。そして、パソコン通信を使った被災者安否の情報公開も注目された。それがナホトカ号事故での重油回収や新潟中越地震でのネットボランティアの基礎となった。
忘れてならないのは、この日ここで多くの人が犠牲となったこと・・・。そしてこの経験を決して風化させてはならないことだろう。【了】
パブリック・ジャーナリスト 鈴木 義哉【兵庫県】
この記事に関するお問い合わせ先:public-journalism@livedoor.net
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