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米政府はうそを言っている、生産性の伸びが他国より高いと政府は言うが、どうしてアメリカの国際収支が黒字に転じないのか。
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投稿者 愛国心を主張する者ほど売国奴 日時 2006 年 1 月 10 日 06:52:41: tTp1/cyvuKUmU
 

ロジャーズ氏:日本株は調整経て上昇へ−21世紀は中国の時代
(第2段落2−3行目の主催者名を訂正します)

【記者:浅野文重】

1月9日(ブルームバーグ):米投資家のジム・ロジャーズ氏は7日、都内で講演し、日本株は数カ月後に調整を迎えるものの、その後2008年まで上昇局面が続くとの見通しを明らかにした。また、中国の経済発展は著しく、21世紀は中国の時代になるとの見方を示した。

同氏は、ジョージ・ソロス氏とともにヘッジファンド「クォンタム・ファンド」を運営したことで知られる。講演は投資に関するセミナーなど開いているエンジュクが主催し、日本語の通訳付きで行われた。

ロジャーズ氏は、06年の日本の株式市場について「今後数カ月で下落を迎えるだろう。その理由は鳥インフルエンザなのか、戦争なのか分からない」と語り、調整局面に入る可能性が高いと予想した。

そのうえで「下降局面が何週間か、何カ月続くのかは分からない」と指摘。その段階で「多くの人は日本の景気回復はできないと嘆くかもしれない」としながらも、「そうしたら買うべきだ。07年−08年は上昇に向かう」と述べ、下落した局面が買いのタイミングになると述べた。さらに、日本企業の中国進出や中小企業のリストラにより、株式市場は新たな上昇局面を迎えるとの見方を示した。

一方、日本の株式市場には楽観論が広がり、大学生や主婦にまでデートレーダーが広がっていることついて、好ましくない兆しだと苦言を呈した。さらに、日本の人口動態について「世界最悪」と指摘、「人口は減少に転じている。出生率は低い。国内の債務は大きなものを抱えている。だれがこの国の債務を払うのか。高齢化も進んでいる。こういう状況はチャンスにもつながるが、これらを直視しないといけない」と述べ、少子・高齢化が経済発展の足かせになると懸念した。

米政府はうそを言っている

米ドルに関しては「欠陥のある通貨」と述べるとともに、米国の財政状況について「債務残高は8兆ドルと高く、これまでになかったほどの債務国になった。およそ1年半ごとに1兆ドル積み増している。これは大変な数字」と指摘した。

米連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン議長についても、「インフレは起きていないというが、そんなことはない。政府はうそを言っている」と批判。「生産性の伸びが他の国より高いと政府は言うが、どうしてアメリカの国際収支が黒字に転じないのか。どこかおかしい。政府が都合の良いように統計を調整している。グリーンスパン氏がうまくやったとは全然思っていない」と不満を漏らした。

さらに、インフレターゲット論者として知られる次期FRB議長のバーナンキ氏についても、「インフレの数字は政府の都合の良いように調整したいい加減な数字。世の中を豊かにするため、必要なだけ紙幣を印刷すると言っている。だから、私はドルを売りなさいといっている。バーナンキ氏はもっと悪い」と厳しく批判した。

21世紀は中国の時代−BRICsにも格差

ロジャーズ氏は、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)といった新興国の経済発展に格差が出始めるとの見方も示した。ブラジルは「膨大な天然資源があり、原材料の市況が活況で恩恵を受けている。これから10年間投資先を探すのなら、ブラジルのような国が良い。債券、通貨、経済も良い」と語る。

中国については「一番重要なテーマ。好むと好まざるにかかわらず、次の大国になる。19世紀は大英帝国、20世紀は米国、21世紀は中国になる」と断言。中国は最も優秀な資本主義の国、労働意欲も高く、貯蓄率も高いと評価した。一時的な調整局面もあるが、数十年の単位で経済発展が続くと分析した。

一方、ロシアについては経済・政治の不安定さを懸念。ロシア経済はマフィアがコントロールしていると指摘したほか、「ロシアはチェチェン共和国をコントロールしようとしているが、10年経っても抑えることができない。もう、抑える人はいない」と述べた。また、インドについては、官僚的な制度に加え、教育制度や道路整備などで遅れが目立つとし、投資先としては適格でないとの見方を示した。

商品の時代続く

商品市場については「これまで30年ごとぐらいの周期で、長期の商品強気市場が形成され、その後、長期にわたる弱気市場が続き、またそれが反転してきた」と振り返ったうえで、「もし、これまでの歴史が参考になるのなら、今の強気市場は2014年−22年ぐらいまで続くことになる」と述べた。

商品別でみると、原油は需給ひっ迫感が強く、活況な相場が続くと予想。大規模な油田が35年以上見つかっていないことや、英国やインドネシアなどの油田が枯渇に向かっていることを理由に挙げた。トウモロコシや綿花など穀物関連のソフトコモディティでも投資意欲が沸くとみている。


記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 浅野文重 Fumishige Asano fasano@bloomberg.net
更新日時 : 2006/01/09 11:11 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=aYKAmuOCLRyQ

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