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私鉄総連の設楽利夫委員長は六日、東京都内で開いた新春旗開きのあいさつで、〇六春闘での賃上げ要求実現ヘストライキを設定してたたかいたい、と表明しました。
私鉄春闘は、一九九五年に発生した阪神大震災を理由に、私鉄経営者団体が「ストを構えるな」と攻撃を強めるなか、同総連がストを設定して交渉に臨むやり方をやめ、ストを構えずに交渉する方式に転換しました。
大手私鉄の中央集団交渉は復活していませんが、事前にストを構える交渉方式を採用するのは、十二年ぶりのことです。
設楽氏は、ストを設定したい理由として、これまでの大手私鉄春闘が必ずしも納得できかねる回答だったと強調。連合の姿勢や他の産別もべースアップを要求するに至った動きをあげ、「いままでの経緯を踏まえて、ベアをとりにいきたい。そういう立場でたたかいをすすめたい」と語りました。
すでに関東の大手組合はストを構えて交渉する戦術を承認し、今後、関西などの大手組合に説明していくといいます。
また、昨年七月に連合が発表した憲法九条「改正」に踏み込んだ「国の基本政策に関する連合の見解」案について、自衛隊を軍隊として認めているものだと批判。「戦争を知らないわれわれが、戦争で犠牲になった方々や迷惑をかけたアジアの人々に対し、憲法をいじる資格があるのか。憲法を変える動きに反対していく」とのべました。