★阿修羅♪ > 国家破産44 > 205.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
イスラエル株と通貨は反発へ−成長見通しが政治的不安を緩和 (ブルームバーグ)
2006年1月6日(金)10時38分
1月6日(ブルームバーグ):イスラエルの株式相場と通貨シェケルは上昇
に転じる可能性が高い。シャロン首相の緊急入院をきっかけに急落したものの、
同国経済の成長見通しが政権交代をめぐる投資家の不安を緩和する見込みだ。
イスラエルの代表的な株価指標であるテルアビブ25種指数は5日、前日比
3.9%安の816.09で取引を終了。シャロン首相が脳内出血でエルサレムの病院
に入院したことが伝えられた後には、数時間のうちに同6.2%安の796.96まで
下落した。シェケルは5日遅く、1シェケル=4.6150ドル。一時4.6550ドルま
で売られる場面があった。
イスラエルの昨年の経済成長率は5.2%と、2000年以来の高水準を記録。
ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト11人を対象にまとめた予想調査によ
ると、今年は4.3%成長の見込みだ。過去最低水準にあったイスラエルの政策金
利は昨年9月以降、計3回引き上げられている。輸出の増加やパレスチナによ
るイスラエル攻撃の減少が景気を拡大させているのが背景。
サゴット・オフェック・インベストメント・ハウスの調査担当責任者、ラ
ビト・ウォルコビッチ氏は、電話インタビューに対し「現在の問題は政治関連
のものだ。だが、ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)に変化はない」
と指摘。「5年間かけて築き上げてきたものが1週間で壊れてしまうことはない。
イスラエルの成長率は高く、金利は低い。こうした状況が変わると思わせるよ
うな理由は何もない」と語った。
原題:Israeli Markets May Rebound as Economy Weathers Sharon Illness
(抜粋) {NXTW NSN ISN9PQ1A1I4H 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=06bloomberg12ay3VLNzMXw4g
東京 柴田 広基 Hiroki Shibata
hshibata@bloomberg.net Editor:Kakuta
記事に関する記者への問い合わせ先:
David Rosenberg in Jerusalem at drosenberg1@bloomberg.net