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今年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場は、高値警戒感から日経平均株価が3日ぶりに反落し、前日終値比232円77銭安の1万6111円43銭で取引を終えた。05年の市場は景気回復を受けバブル期以来の活況を呈した。年末終値は前年末比4622円高で、上昇率は40・2%とバブル崩壊後最高で、戦後7番目の高水準だった。東証1部の年間出来高、売買代金はそろって過去最高。1日の出来高、売買代金も過去最高を更新するなど、記録ずくめの1年だった。
市場では過熱感からバブル再燃を指摘する声がある一方、06年は日経平均が2万円台を回復すると予想する声もある。
大納会のTOPIX(東証株価指数)は、前日終値比13・99ポイント安の1649・76。前年末終値比では500・13ポイント高で、上昇率は43・50%だった。東証1部の時価総額は前年末比約168兆円増の522兆680億円。平均株価が3万8915円をつけた89年末に記録した過去最高の590兆9087億円の9割弱まで回復した。
一方、システム障害で東証の全銘柄の取引が停止したり、みずほ証券の誤発注問題も起き、システムやネット取引がはらむ危険性への対応が問われた1年でもあった。
この日の大納会では、世界陸上選手権で銅メダルを獲得した為末大さんが鐘を鳴らし、今年の取引を終えた。【後藤逸郎】
毎日新聞 2005年12月31日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kinyu/news/20051231ddm001020040000c.html