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Nevada経済速報12月27日(火)13:50
...2005/12/27(Tue) 13:59:02...
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景気がよくなる20%?
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来年の景気は20%の国民が良くなると判断。(日経報道)
今、日経新聞を見ていますと、来年の景気はバラ色で、国民の多くがボーナスも増え、株高でさぞ高級品も購入している人が多いと判断されますが、国民の実感としては、また違った見方があるのです。
女性の見方は、もっとシビアです。
景気がよくなる <12%>
家計を担う女性の12%しか、景気がよくなると判断していないのです。
女性は景気に敏感といわれますが、その女性の12%しか、今の景気回復を実感できていないか、実感できないのです。
そしてもっと重大なことがあります。
地方の数字です。
大都市圏 <26%>
地方 <16%>
殆どの地方は今の大企業中心の景気回復の恩恵を受けていないのです。
これが上記の数字に表れているのです。
先日札幌に参りましたが、賃貸マンション建設ラッシュになっており、高層賃貸マンションが物凄い勢いで建設されているのです。
この面では景気は良いのか?と思えますが、では、入居者は?
ガラガラなのです。
すでに完成している高層マンションでは、夜電気が殆どつきません。
その横では来年1月入居受付という新築マンションの看板がたっていましたが、<契約済み>と表示されているのは、10分の1の10軒もありません・・・。
ファンド主体の不動産バブルの姿がここにあります。
建築業者は確かに儲かるのでしょうが、これが完成した暁には?
とんでもない不良債権が生まれます。
ファンドはそんなことはお構い無しに、お金が有り余っていますから、どんどん建築していきます。
作ることに意義があるとして・・・。
株高に浮かれている投資家や上場会社に勤めている社員は、いまや絶好調かも知れませんが、それが全ての国民の生活を表しているわけではないのが、今回の<20%>という数字に表れています。
ところで、この20%の<良くなる派>の反対側にいる<悪くなる派>はいくらいるのでしょうか?
<10%>
そして、自分の生活からして、変化はないとしている人は?
<61%>
変わらない+悪くなるを足せば、71%の国民が景気回復は関係ないとしているのです。
この71%という数字には回復して欲しいという期待も込めての数字も入っているでしょうから、実態としては80%以上の国民が景気回復は関係ないと判断していることになるのです。
71%、80%も関係なく、国民の3分の2が景気回復には関係ないと判断しているのが今の姿なのです。
一部の<勝ち組>と大多数の<負け組み>に分かれている今の日本経済・社会を見事に表している今回の報道だと言いえます。
※転送・転載厳禁
Nevada経済速報12月26日(月)20:00
...2005/12/26(Mon) 23:17:45...
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異常が日常に
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世界中の異常低金利が現在修正されてきておりますが、一人日本だけが世界中に事実上の<0%金利>で資金を提供しています。
この異常な<0%金利>がいつまでも続くと、今投資家は思っていますが、果たしてそうでしょうか?
今は<異常>が<日常>になっているだけであり、いずれこの<異常な日常>が<正常>に修正されるときがくるのです。
そのときの衝撃は半端なものではありません。
カリスマディーラーと言われる藤巻氏は、このように述べていました。
『異常な状態に慣れると人は異常を異常とも思わなくなるかも知れない』
『だが、そろそろ目を覚ましておいておいた方がよい』
多くの専門家が今、警鐘をならしてきています。
この警鐘を『耳障り』と看過するのも自由ですが、リスクが極大化してきたとき、逃げることは不可能だと言えます。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html