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輸入条件緩和で協議入りへ 米国産牛肉【東京新聞】
2007年6月12日 21時39分
政府は12日、米国産牛肉の輸入条件緩和をめぐり、米側と協議入りする方針を固めた。5月に実施した米食肉処理施設への査察の結果、米国の輸出体制に問題がないと判断した。日米の専門家が米国産牛肉の安全性について議論する技術会議を近く設け、7月にも初会合を開く見通し。
来週中にも赤城徳彦農相がジョハンズ米農務長官とドイツで会談し、協議入り方針を確認する方向で調整している。
ただ、日本は現在「生後20カ月以下」としている条件緩和に踏み切る場合でも十分なリスク評価が必要だと主張。米側は早期緩和を求めており、日米間の交渉が難航する可能性がある。
技術会議は、日米の牛海綿状脳症(BSE)の専門家などが参加。科学的知見に基づき米国産牛肉の安全性や飼料規制の問題など幅広く議論する。初会合では、米国が5月に「牛の月齢を問わず輸出可能な国」と認められた国際獣疫事務局(OIE)の認定結果が議題になるとみられる。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007061201000665.html
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