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鳥インフル マウス利用の抗体実験で効果
2007年05月29日21時14分
http://www.asahi.com/life/update/0529/TKY200705290439.html
新型インフルエンザが大流行した場合、感染者の体内にできる免疫物質(抗体)が予防や治療に役立つかもしれない。米欧やベトナムなどの国際チームが29日、新型インフルエンザへの変異が懸念される強毒型の鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)について、マウスを使った抗体の実験で効果があったとオンライン医学誌「PLoSメディシン」に発表した。
チームは、ベトナムで04〜05年にH5N1型ウイルスに感染して回復した4人から血液を提供してもらい、含まれている免疫細胞を培養。ウイルスを無毒化する抗体が作られることを確認して、抗体をマウスに注射する実験をした。
抗体を注射されないマウスは、04年のウイルスに感染させるとすべて死んだ。ところが、ウイルス感染前や感染後に抗体を注射されたマウスの体内ではウイルスが広がらなかった。こうした効果は05年のウイルスでも確認できたという。
H5N1型が変異して新型インフルエンザウイルスが生まれれば、4000万人が死んだスペイン風邪(1918年)のように世界中で大流行する恐れがある。
ウイルスを弱毒化したワクチンの開発も進んでいるが、大量生産に向かず、即効性がないのが弱み。抗体を薬にしたものは、これらの欠点を補うと期待される。
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