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(回答先: 鳥インフルエンザのウイルスを米企業に提供へ インドネシア[CNN/AP] 投稿者 feel 日時 2007 年 2 月 09 日 10:10:24)
WHO、ウイルスを知的財産と主張のインドネシアを非難[CNN/REUTERS]
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200702080022.html
2007.02.08
Web posted at: 20:30 JST
- CNN/REUTERS
シドニー──高病原性鳥インフルエンザで多大な被害を受けているインドネシアが打ち出した、ウイルスを「知的財産」だと称して国外の研究機関に提供しない方針について、世界保健機関(WHO)などは8日、世界の鳥インフルエンザ対策を遅らせてしまう危険性があるとして非難した。今後、他国がインドネシアと同様の方針を取れば、WHOが過去40年にわたって築き上げた感染症対策のシステムが、根幹から崩れ去ると警告している。
インドネシア保健省は今月初め、知的財産権を理由に、高病原性鳥インフルエンザのウイルスを、国外の研究機関に提供しない方針を発表。ウイルスの検体を入手したい場合は、商業的に利用しないという内容で同国政府と合意する必要がある、としている。
この方針は、先月末にオーストラリアの製薬会社CSLが、インドネシアで採取されたウイルスを使ってワクチンを開発した、と発表したことに起因すると見られている。
インドネシア保健省は7日、米製薬大手バクスターと、鳥インフルエンザのワクチン開発に向け、高病原性ウイルスを提供することで基本合意に達したと発表している。インドネシアが研究用のウイルスを提供する代わりに、同社から優先的なワクチンの供給を受ける内容となっている。
CSLは、インドネシアの方針は「WHOが半世紀近くかけて築き上げ、世界各国の人々を感染症から守ってきたシステムを後退させてしまう」と批判。「どのような理由があろうとも、ウイルスの情報を出さないことは、ワクチン開発の遅れにつながり、全世界の人々が影響を受ける」としている。
また、WHOも、インドネシアの方針はその意図とは逆に、ワクチンの入手を困難にしてしまうだけだと指摘。「流行しているウイルスに対応したワクチンの開発が、感染症のまん延を防ぐ基本方針だ」として、今後のワクチン開発に懸念を示している。
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