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(回答先: 喜ぶのはまだ早いと米有力議員=米業界、「日本は信頼できぬ貿易相手」(時事通信) 投稿者 rand 日時 2006 年 6 月 22 日 08:18:28)
米農務長官、再開合意にも慎重な姿勢
ジョハンズ農務長官は21日に発表した声明の中で、「ささいな違反や問題が日米の貿易関係を損なわないよう希望する」として、前回のような合意違反があっても日本が再び全面的な輸入禁止に踏み切ることがないようけん制しました。
また、ジョハンズ長官は「牛肉が実際に日本の市場に届くまでは満足できない」と慎重な姿勢を示しています。
「牛肉が日本に向けて出荷されるまで、まだ安心できない。我々は日本に確実に輸入再開を実行させるために、法案を提出した」(ロバーツ上院議員)
一方、アメリカ議会では超党派の上院議員18人が8月末までに輸入再開が実行されない場合、年間の損害額に値する総額31億4000万ドル=日本円で約3600億円を制裁関税として、日本製品に課すよう求める法案を提出しました。(22日05:32)
http://news.tbs.co.jp/top_news/top_news3317972.html
アメリカのメディアはもっと直接的でエグい報道をしている。
一例:Lawmakers threaten Japan with beef tariffs(USA Today紙)
記事全文http://www.usatoday.com/news/washington/2006-06-21-japan-beef_x.htm
(以下コメント)
「牛肉が日本に向けて出荷されるまで、まだ安心できない。我々は日本に確実に輸入再開を実行させるために、法案を提出した」(ロバーツ上院議員)
日本の各紙は上記のように非常にやわらかい表現で書いているが、要は輸入を
再開しなければ日本から輸入される全製品に制裁関税をかけるという脅しに屈した
もの。アメリカのメディアはもっとその点直接的かつエグく報道している。(*1)
今日のUS-グーグルニュースのこの件に関するニュアンスは、Japan lifts ban on
U.S. beef importsというような、【日本がアメリカで実践されている解体を全面的に
受容した】である。日本国内向けに各メディアがいかに国民に安心感を植えつけようと
ぼかした表現に変更しても、アメリカは承知していない。向こうは【アメリカ流】を
日本が納得し合意したから再開するとしかアメリカ国民に周知徹底させていない。
今後なにかトラブルが発生し、前回のような輸入停止または、クレーム申し入れを
下手にしようものならば、アメリカ側は「日本は約束破りのフェアな国ではない」と
いう論調で攻めあげてくるのは明白だ。
同時期の北朝鮮のテポドン騒ぎでは【日米同盟】を匂わせておいて、経済問題では
日米はまったく【敵同士】だ。
ここでわめくだけでなく、新聞に意見広告などをしてアメリカ国民に直接
日本がいまだ独立国ではないことをアピールする必要があるのではないだろうか。
ここ数日USグーグルニュースの表紙では、恣意的とも思えるくらい「JAPAN」の文字が
躍った。テポドン騒ぎ、捕鯨問題と。裏がある?と思ったら、今回の輸入再開だった
のか。テポドン騒ぎでアメリカは【(汚れた)天使役】を演じた裏で日本へぐいぐいと
圧力をかけていたわけだ。
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