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(回答先: 米産牛の安全性くみ取れず 川崎厚労相 [共同通信] 投稿者 white 日時 2006 年 3 月 22 日 13:42:15)
□回答書は根拠乏しく、日本との認識に開き [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060321-00000000-mai-bus_all
<米産牛肉>回答書は根拠乏しく、日本との認識に開き
米国産牛肉への脊柱(せきちゅう)(背骨)混入問題について米政府から届いた回答書は、「特異な事例」だったとの従来の見解を繰り返すにとどまった。米側の主張は具体的な根拠が乏しく、日本側との認識の開きが浮き彫りになった。週内にも専門家協議が開かれる見込みだが、問題の早期決着は困難な情勢だ。
米側は、食肉処理施設に常駐する農務省の検査官が対日輸出認定を受けた事実を知らされなかったなど「特異な事情があった」と主張。他の認定施設に関しては「検査官は輸出条件を認識していると確信している」という。しかし、その理由は「実施中の監査や検証などによる」と記しただけで、詳細な説明はない。
また、混入があった2施設を認定した米政府の審査も「施設の品質管理マニュアルは適切だった」ことから問題ないとした。だが、公表されているマニュアルに脊柱除去義務について直接の記述はなく、疑問を残した。さらに、「施設の担当者はなぜ(輸出条件を守る)責任を果たせなかったのか」との日本の質問には「新たな情報はない」と答えただけだった。
農水省の石原葵事務次官は20日の会見で、「質問に100%答えているかどうか。欠けている部分があれば(専門家協議の場で)ただしていく」と述べ、回答内容を慎重に分析する考えを示した。同省幹部は「これでよく分かりました、ということにはならないだろう」と予想している。
一方、報告書と回答書をまとめたことで、米政府が今後、対日圧力を強めてくるのは確実だ。すでに先週末、シーファー駐日大使とライス国務長官が相次いで早期輸入再開を強く求めている。
しかし、日本の消費者がこれまでの米側の説明で納得するのは難しいとみられる。香港向け牛肉で骨の混入が起きたこともあり、国会では野党だけでなく与党内にも「米農務省の検査体制はいいかげんだ。早期輸入再開にはとても応じられない」との意見が強い。6月の小泉純一郎首相の訪米が決着のめどになるとの観測も出ている。
【位川一郎、高木昭午】
(毎日新聞) - 3月21日0時4分更新
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