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2006年2月24日(金)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-02-24/2006022415_02_0.html から転載。
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BSE(牛海綿状脳症)対策で除去しなければならない危険部位の背骨つき米国産牛肉が出荷されたことの責任は――二十三日に開かれた内閣府食品安全委員会(寺田雅昭委員長)は、米農務省が十七日に公表した調査報告書について、農水、厚生労働両省から報告をうけました。委員からは「よく知らなくて証明書にサインをしたというのか」「(米政府の)どこにどういう責任があったのか」と、米農務省の報告にたいして疑問が相次ぎました。国民に説明することが必要だという意見もだされました。
両省の担当者はBSE危険部位の背骨つき牛肉が日本向けに輸出された経緯と、米農務省の「不適切な出荷の経緯は例外的なケースである」という要旨を説明。米農務省の米国内の日本向け食肉処理施設の査察の結果、背骨つき牛肉を出荷したニューヨーク州の業者だけでなく、ネブラスカ州の食肉処理業者が日本向け輸出プログラムの手続き違反をおこし、今月十四日に米政府の認可を取り消されていたことも報告しました。
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