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WTO、EUの組み換え作物輸入規制は違反と通知
世界貿易機関(WTO)紛争処理小委員会(パネル)は7日、欧州連合(EU)の遺伝子組み換え作物の輸入規制がWTO協定違反として米国などが訴えていた通商紛争で、EUの措置を協定違反と認める中間報告を当事者に通知した。
これによりEUの規制緩和は加速しそうで、「消費者利益」を優先する欧州市民の反発は必死。自国の農作物保護などのため、EUと同様に輸入に慎重なアフリカ諸国にも影響を与えそうだ。
訴えていたのは米国、カナダ、アルゼンチンの組み換え作物栽培大国。
EUは健康や環境への安全性に対する懸念を理由に1998年から組み換え作物の新規認可および輸入を凍結した。米国はEUの輸入規制は「科学的な根拠がない」と規制撤廃を要請したが、EUは「予防原則」では、科学的証拠がなくても安全性立証のため一時的な輸入規制は認められると規制を継続。米国などは2003年5月、EUを提訴した。
「協定違反」と判断した理由は明らかでないが、通商外交筋によると、報告はEUの立証期間が長すぎたと指摘。報告は一方で、EUが04年5月から組み換え作物の輸入規制を徐々に緩和していることは評価しているという。最終報告は4月ごろ出される予定。(共同)
(02/08 10:03)
http://www.sankei.co.jp/news/060208/kei028.htm
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