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BSE基準、緩和案 国際獣疫事務局、月齢やめ米に有利【朝日】
http://www.asahi.com/life/update/0207/003.html
2006年02月07日06時23分
家畜の安全基準を定める国際機関、国際獣疫事務局(OIE)が、牛海綿状脳症(BSE)の安全基準を緩和する新基準案を6日までに日本など加盟国に提示した。骨を除いた牛肉は一定の条件を満たせば牛の月齢にかかわらず自由な貿易を認めることなどが柱だ。5月のOIE総会で採択されれば、「日本の牛肉輸入基準は厳しすぎる」と非難する米国には追い風となる。
OIEの従来基準では、BSEの原因物質が蓄積しやすい脳や脊髄(せきずい)といった「特定危険部位」との接触を防ぐことなどを条件に、生後30カ月齢以下の骨なし牛肉は自由な輸出入を認めている。
新たに示された基準案では「生後30カ月齢以下」の条件が消え、特定危険部位の扱いに注意すれば、月齢に関係なく骨なし肉の貿易が認められる。
OIE基準は、加盟167カ国・地域のすべてが守れるように考えられた「最低限」の水準とされる。実際の運用は各国がOIEより厳しい基準を設けるのが一般的だ。日本が米国産牛肉の輸入条件とする「20カ月齢以下の牛」の基準も、日本独自のものだ。
政府は、OIEの提示案への対応を決めるため、7日に専門家会合を開く。月内には、消費者を交えた検討会も開いた上で対応を決めるが、「月齢制限の削除案には徹底して反対する」(政府幹部)ことになりそうだ。
ただ、OIEルールは、世界貿易機関(WTO)が貿易上のトラブルを判断する際の根拠として使われる。新基準が採択された場合、米国がWTOに「日本の輸入基準は貿易を妨げる不当に厳しい内容だ」と訴えると、日本の立場は不利になる。
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