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http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20060124gr0a.htm?from=os1
輸入米牛、「背骨」2段階見逃し
農務省、納入業者も輸出禁止に
【ワシントン=広瀬英治】日本に輸出された米国産牛肉から、BSE(牛海綿状脳症)対策で除去が義務付けられている牛の脊柱(せきちゅう)(背骨)が見つかった問題で、米農務省は23日、この肉を日本に出荷したニューヨークの業者に加え、この業者に加工途中の肉を納入したオハイオ州の業者の対日輸出許可も取り消したことを明らかにした。
納入業者にも日本向け牛肉からは脊柱を取り除く義務があったためだ。米農務省の検査官が、2か所で相次いで基本的な違反を見逃していたことになり、改めて検査体制のずさんさに批判が強まりそうだ。
新たに処分が明らかになったのは、オハイオ州の食肉加工業者「ゴールデン・ビール・コーポレーション」。1月10日に問題の牛肉を日本向けに解体した際、本来は除去すべき脊柱を付けたままの枝肉をニューヨークの「アトランティック・ビール・アンド・ラム」に供給した。米農務省は、ゴールデン社に対してもアトランティック社と同じ1月6日に対日輸出許可を出したばかりだ。同省は、すべての食肉加工施設に検査官を派遣しており、日本向け牛肉の加工手順も監視する。
「日本の査察」再開条件 肉処理施設政府限定へ
米国からの輸入牛肉に脊柱(せきちゅう)(背骨)が混入していた問題で、政府は24日、米国産牛肉の輸入を再開した場合でも、日本の調査団が査察を済ませた食肉処理施設からの輸入に限る方針を固めた。
問題の牛肉を出荷した米ニューヨーク市の業者は、日本側の査察が実施されていなかった。同日開かれた自民党の動植物検疫及び消費安全に関する小委員会で「日本が査察した施設のみを認めるべきではないか」との指摘が相次ぎ、農林水産、厚生労働両省は「その方向で取り組みたい」と答えた。両省は先月、米国に調査団を送り、米政府の認定施設40か所のうち11か所の食肉処理施設で輸入条件が守られているか査察した。
(2006年1月24日 読売新聞)
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