★阿修羅♪ > 狂牛病・遺伝子組み換え・鳥インフルエンザ12 > 132.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/06011001.htm
06.1.10
英国・インディペンデント紙によると、遺伝子組み換え(GM食品)を食べる婦人が妊娠中に胎児を危険に曝すことを示唆する新研究が現れた。ロシア科学アカデミーの主導的科学者によるこの研究によると、GM大豆ーモンサント社の除草剤耐性・ラウンドアップ・レディー大豆ーを与えられたラットの子の半分が生後3週間で死んだ。生後3週間で死んだ子の数は、通常の食餌の母から生まれた子に比べて6倍になる。また、体重が大きく劣る子の数も6倍になったという。
GM: New study shows unborn babies could be harmed,Independent,1.8
http://news.independent.co.uk/environment/article337253.ece
公刊準備中のこの研究では、一群の雌のラットにGM大豆の粉を添加した餌を妊娠2週間前から与え始め、妊娠中、出産時、授乳期間中与え続けた。他のグループには非GM大豆を与え、第三のグループには大豆を与えなかった。GM大豆を与えられたラットの子の36%に厳しい体重不足が起きた。他のグループの子では、6%にすぎなかった。さらに、GM大豆を与えられたラットの子の55.6%が生後3週間で死んだが、非GM大豆グループの子ではこの比率は9%、第三のグループの子では6.8%にとどまった。
研究者は、ラットの形態学歴、生化学的構造は人間と非常によく似ており、人間のリスクも示唆すると言う。環境活動家は、結果は暫定的なものだが非常に心配、フォローアップが必要と言う。アメリカ環境医学アカデミーは、米国国立保健研究所に即時の独立フォローアップを発起するように要請したという。
最近、GM食品の健康悪影響を示唆する研究が立て続けに現れているが、胎児への悪影響を示唆する研究は初めてのものだ。
関連情報
モンサントのGMトウモロコシ・MON 863、健康悪影響を示唆する秘密研究が露見,05.5.26http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/05052602.htm
害虫抵抗性GMエンドウがマウスにアレルギー反応ーオーストラリア研究機関が発見,05.11.22http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/05052602.htm
▲このページのTOPへ HOME > 狂牛病・遺伝子組み換え・鳥インフルエンザ12掲示板