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(回答先: 総評の観念的階級闘争論からフリーター労組の階級闘争実践へ 投稿者 パルタ 日時 2006 年 12 月 18 日 11:26:09)
特定個人・企業・地域への利益集中運動の論理を粉砕し、今世界の住民を押し潰す歯車に抗する事が大切なのであって、決して企業の拡大論理をそのまま認めた上で今の経済集中政策を止める事は出来ない。
世界資本主義は特定の個人以上に巨大な組織による最大限利益獲得の論理を持った運動である。「相続税は上げても、法人税はこれ以上は上げられない」等と言ったのでは人類は益々巨大な歯車に巻き込まれて押し潰されていくだろう。企業が益々マシーンのように個人や地方住民を切り捨てていくなら、ここに楔を打つ必要がある。
現在の最大利益至上体制が続く限り、地方住民は益々文明が発達しているにも関わらず、不便・不自由になっていくだろう。今後益々文明や技術があるのに人が救われない、食糧が十分にあるのに餓死者が出るという矛盾が出てくるだろう。
このままいけば、この運動は人類が大量のイラついて暴力的になった人間と奇形児を生み出した後、イライラが爆発して暴力が戦争となり、滅亡してやっと止まるかも知れない。
企業の我利我利拡大志向を不問にする宗教が、どこまで企業論理を抑える事が出来るのか？出来てないのである。宗教家には出来ないのである。
地元の行政・業者を動かす力もない者が、どれ程誇大妄想を持っても国政を動かす事など出来ないのだ。人間は空中に浮いた観念ではなく、経済的利益の実態によって動いている。宗教家は霞を食って生きていると考える限り、地方切捨てと経済的集中は止まらないだろう。国政を動かしているのは、あくまで多国籍企業であり、大銀行・大企業と結託した官僚なのだ。
企業の最大利益を上げる事。国政でそれ以外のイデオロギーなど目くらましの方便に過ぎないだろう。政治家や官僚がいくら天皇を敬ってみせても、日本の文化や伝統なんて現在進行形で廃れている。文化・伝統自体が思想以上に経済的実態で生み出されてきたものではないのか？経済実態が変わっているのに、文化・伝統だけ変えないで置くというのも難解な話である。元々経済的に必要だから文化も伝統も思想も生み出されてきたのだ。巨大なシステムに肉体と精神が押し潰されていく人間の姿を全く無視して、日本古来の伝統云々と言った所で、その実態がどこにあるのか？である。
- Re: 特定個人・企業・地域への利益集中運動の巨大な歯車に対抗する運動を 松本哲 2006/12/18 23:23:44
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- Re:この世はどのように統一されているのでしょうか？（昼休み板 ワヤクチャさん）へのレス パルタ 2006/12/18 15:12:07
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