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(回答先: 再提出、憲法改正論議 投稿者 考察者K 日時 2006 年 10 月 17 日 22:19:05)
なるほど、
「普通は「摩擦係数」の高さゆえに淘汰されるはずのコミュニケーションが、ネット社会ゆえに生き残れる。
それがネット社会の決定的特徴で、これがいい面にも悪い面にも働きます。」
ねぇ・・・。全く同感です、はい。
確かに悪い面に作用した例はスグに思いつくなあ。ねえ、皆様?
【参考】----------
オタク問題についての対談(森川嘉一郎さん)での宮台発言抜粋です。
宮台/90年代に入る頃から街が島宇宙化ないしトライブ化しますが、インターネット化によって種族ごとに棲み分けるこの作法が強化されます。インターネットは距離コストと探索コストを低減し、趣味のマイノリティでも性的マイノリティでも仲間を容易に見つけられるからです。ピンポイントなフェチでもパートナーを見つけられる。一見多様性が広がったと見えますが、個々のプレイヤーからすると多様性を経験しなくて済むのがポイントです。同質性の高い仲間と同質的な情報空間にどっぷり浸かれる。僕は「摩擦係数の低いコミュケーション」と呼びます。普通は「摩擦係数」の高さゆえに淘汰されるはずのコミュニケーションが、ネット社会ゆえに生き残れる。それがネット社会の決定的特徴で、これがいい面にも悪い面にも働きます。悪い面の例は、従来互いにコネクトできなかった反社会的な者たちが、簡単にコネクトして仲間になり、悪事を共謀したり協力する場合です。
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