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この二人は学究らしい緻密な分析とウィットに富んだ、実に中身の濃い講演を行っている。こういう人々こそ北米(チョサドフスキーはカナダ・オタワ大学経済学教授)の地の塩である。前者が911の欺瞞を余すことなく冷静かつ論理的に暴き立てれば、後者は911とアメリカの帝国主義支配プログラムの関係を徹底的に分析して解説する。
特に大学院生クラスで英語の勉強を志している人々には知的な英語の見本として、是非傾聴を勧めたい。チョサドフスキーはおそらくケベック出身でフランス語が第一言語だと思われ、発音に若干のなまりがあるが、学究らしい隙のない見事な英語である。グリフィンについては今更言うまでもない。こういう素晴らしい人間も存在しているからアメリカもバカにはできないのだ。
こういう人々を見ると、自分たちを優越した存在として位置づけているネオコンの連中がことがいかにおぞましいほど傲慢な生き物であるかが、よく分かる。911のアホでも分かる矛盾だらけのシナリオ、ずさんな計画を見ればネオコンは低劣な知能の持ち主であることは明らかだが、加えて醜悪な容貌(パールだのライスだの、ボルトンだの、どれを見ても平均をはるかに下回り、醜悪としか表現のしようがないではないか。)から来る劣等感の憂さ晴らしとして、権力と金力を(グリフィンとチョサドフスキーのように)ノーマルな人々の100万倍も強く志向するのであろう。グリフィンやチョサドフスキーのような人々は明らかに権力や金力でなく、真実と良心を志向して生きているから実に穏やかないい顔をしている。彼らの講演を聴けば、とてつもない知性の持ち主であることは明瞭で、その気になって投資の勉強でもすれば巨大な富を手にすることのできる人々であることは明らかだが、金儲けに血道を上げる時間がもったいないから学究活動を続けているのであろう。
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デビッド・レイ・グリフィンの講演はこちら
http://video.google.com/videoplay?docid=3117338213439292490&q=ray+griffin
ミシェル・チョサドフスキーの講演はこちら
http://video.google.com/videoplay?docid=3117338213439292490&q=ray+griffin