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対イラン金融制裁検討 米政府
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20060911/20060911_009.shtml
【ワシントン10日共同】ライス米国務長官は10日、国連安全保障理事会決議が求めたウラン濃縮関連活動停止に応じないイランについて、国際金融システムから孤立させることを狙って、金融面での制裁措置を検討していく方針を示した。米CNNテレビのインタビューで語った。
米政府は最近、レバノンの民兵組織ヒズボラなど「テロ組織」への資金供給窓口になっているとして、イラン国営銀行を金融制裁の対象に指定。発言はこうした流れを反映し、今後安保理で議論が活発化する対イラン制裁決議案では、金融分野での引き締め強化が焦点になるとの考えを明らかにしたといえる。
長官はイランに「厳しい制裁」が科されるとの確信を示す一方、イランの収入源である石油、ガス事業を直接標的にした制裁措置は当面検討しないと示唆した。
=2006/09/11付 西日本新聞夕刊=
2006年09月11日14時21分
ユーロ台頭、3位は円からポンドに・外貨準備でBIS
M1000211092 http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060911AT2006.html
【バーゼル(スイス)=菅野幹雄】国際決済銀行(BIS)は10日、四半期報告を公表、世界各国の外貨準備に占めるユーロの比重が今後、さらに高まる可能性を指摘した。円の比重低下にも言及し「3位の座が円から英ポンドに代わったことが近年で最も目立つ変化だ」とした。
世界の外貨準備のうち米ドルの比重は2001年の70%から今年3月末には66%とやや低下。99年の導入時に20%以下だったユーロは25%を超し、差が縮まっている。
報告は「ユーロ市場の流動性や洗練度はドル市場に急速に近づき、これがドルの代替通貨としてユーロの立場を強めるのに役立つ」とも指摘した。
BISの別の分析によると、ロシアの外国預金に占めるドルの比率は2001年半ばの84%から59%に下がった。逆にユーロは同じ期間に10%程度から30%台半ばまで急上昇し、経済関係や地理の面で欧州に近いロシアのユーロ志向が急速に高まっていることを裏付けた。
縄文ビトの意見
この二つの記事を見たとき米国が機軸通貨であるドルを自らその地位を降りようとしているという見方ができます。世界にばら撒いたドルという紙幣を他の通貨に換えようとしたとき、世界に溢れているドルは行き場を失うのではないか。つまりドルの暴落が起きるのではないかと考えますが。
日本も外貨準備として持っているドルをユーロに変えて置くべきではないかという気がいたしますが。
それができないようなら日本が持っているドルはやがてその価値を半減させ、アメリカの通貨発行益(シニョリッジ)の餌食となるわけです。
そしてアメリカは通貨を発行させた時点で多大の利益を得たことになります。