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大日本帝国の亡霊を清算せよ
【安倍にやらすな】http://ameblo.jp/wayakucha/
テーマ:靖国参拝
靖国神社の問題の本質は大日本帝国と現在の日本の連続性にある。
敗戦は「二度と戦争をしない。」という決意を日本国民の中に生み出したハズだ。
しかるに「あの戦争は必ずしも悪い事ばかりではなかった。」という論調が小林よしのりなどによって唱えられるようになり「必要とあれば戦争も辞さない。」という風潮が生まれてきた。
他国(北朝鮮)から攻められたらどうするのか?という論理で軍備は増強され、国益を守る為に防衛線を拡大し、アメリカとの同盟を堅持する為にアメリカとの集団自衛権を確立しようという論理まででてきた。日本が攻撃されたら米軍も防衛に協力するというだけでなく、韓国対北朝鮮あるいは台湾対中国の戦争が起こり米軍が参戦した際に自衛隊も後方支援などを行うという事が想定されている。
実際には朝鮮は和解の方向にあり、中台もアメリカの中国に対する接近により戦争は回避される方向に動いているだろう。
問題は小泉の靖国参拝による日韓と日中の関係悪化だ。
戦争策動勢力はこのいずれかの間に戦争を起こそうとしているのだろうが、そこまでもっていくにはまだまだエネルギーがいる。
その段階で集団自衛権や改憲が安倍などによって提起されているという事は将来戦争をする為の準備作業と見る事ができるだろう。
靖国参拝は現在の日本が大日本帝国と連続しているという事の象徴であり単に追悼や「不戦の誓い」をするという意味に限定する事はできない。
小泉がいくら限定していると言ってもその行為が大日本帝国の精神の復活に利用されているのだ。
加藤紘一衆院議員が参拝批判をしただけで実家と事務所に放火されるという事態は何を意味するか?
靖国参拝を批判する者の家は焼き払ってもいいという空気がこの国に生まれてきているという事だ。
ネットでも「ざまあみろ」的な書き込みが多くある。
小泉の反対者は刺客によってつぶすという論理が国民の中に生まれているという事だ。
靖国神社を批判する事は非国民という論理だ。
これこそが靖国神社の機能だ。
天皇の為に命を投げ出す覚悟がある人間かそうでないのかという人間に対する選別機能を持つのだ。
「お国の為に命を捧げた英霊に感謝する。」とは「お国の為に命を投げ出す事」が立派な見習うべき行為であるという事だ。
靖国神社からこの英霊を顕彰するという精神をなくす事はできない。
できない以上は大日本帝国からの連続性を切断する為には英霊の魂を開放し靖国神社を廃止するしかないだろう。
A級戦犯を分祀すれば中国や韓国との関係は大幅に改善するだろうが、それだけでは不充分だ。
日本国民は大日本帝国の戦争の真実をもっと知り戦争が発生する原理の根絶の為に努力するべきだ。
天皇制の廃止も必要な事だ。
天皇制は大日本帝国の亡霊だ。
いつまで亡霊と付き合うのか?日本国民は。
天皇制と靖国神社を廃止し軍縮会議を開催し憲法の中に平和を実現する義務を明記せよ。
平和省を設立し戦争を起こさない世界を実現せよ。
軍需産業を禁止せよ。