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(回答先: 制裁に反対です。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 7 月 09 日 00:11:50)
この期に及んでも尚、ロシアと中国は必死になって意味不明の経済制裁反対論を出しているが、論理的にはかばい切れてなく、必死なようである。領海内にミサイルを打ち込まれたロシアは何故制裁に賛成しないのか?ロシア市民が不安を感じて北朝鮮領事館に説明を求めて押しかけているにも関わらず、中露はウニャウニャウニャウニャ理屈をこねて北朝鮮をかばっている。
ここで北朝鮮と関係の深いカンボジア、インドネシア、パキスタン、イラン、シリア、リビア、エチオピア、イエメン、キューバ、ベネズエラに対し、中露が制裁反対に回るよう持ちかけるだろう。しかし、これらの国は反日でもないので、どっちに着くか分からない国も多い。はっきり言って、イランや北朝鮮レベルの国ならリビアの核武装などしない選択の方が賢明だと思うが、日米の圧力と中露の説得どちらが国際的に多数派になって勝つか予断を許さない。
>ミサイル実験は抗議すべき事だが経済制裁までするのは金正日の反発を招くだけで危険だ。アメリカがミサイル実験をしてもアメリカを経済制裁しようとは誰も言わないという事をおかしいと思わないか?アメリカの軍事は善で北朝鮮の軍事は悪だという善悪二元論から我々は脱却しなければならない。実験ではなく実際にパレスチナ人民を虐殺し続けているイスラエルとイラク国民を虐殺し続けているアメリカに対する経済制裁こそが第一に必要だろう。取り合えず牛肉の輸入を凍結する事から始めよう。
「日本の生存権が脅かされている」と言うと、上記に挙げた国の中で「パレスチナ・イラクの人民の生存権も脅かされている」という国が出てくるだろう。イスラム圏・中南米・東南アジア・アフリカなどの第三世界の大半は反日親北でも、親日反北でもなく親日親北、すなわち日米と中露のどっちに着くか最後までわからない国が多い。これらの国の動向も北朝鮮動向の鍵を握る。北との対立で仲介役となれるのは何も中露だけではない。インドネシアをはじめ沢山ある。日本が少しアメリカを批判するような方向でスタンスを取れば、日本側に有利に働くだろう。100%アメリカ万歳のスタンスなら、国際社会は必ず北側に有利に働く。
私は今の北朝鮮の出方を見る場合、かつての大日本帝国が真珠湾攻撃をしていった過程を学ぶことでヒントを得られるものがあると思う。彼らは決して私から見て合理的な行動をする国ではない。今までもそうだったし、今回も「なんで今頃」という感覚が強い。せっかく韓国が反共反北政策から太陽政策に変わり、総連と民団が和解したというのに、その流れに自分から冷水をかけた。日本は過酷な代償を払った歴史から学び、徳で国際社会を説得して北朝鮮に勝たねばならない。アメリカだけでなく、北朝鮮自身を含め誰が聞いても納得できる論理で北の非道を批判せねばならない。