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∞ 金正日さんへの道のり。1
∞ 東西権力者の握手の下には
∞ 金正日さんへの道のり。2
∞ 生産的創造的能力に目覚めなければ
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∞ 金正日さんへの道のり。1
どんな人物が北朝鮮の金正日さんのような指導者となるのか。
北国内では全面的軍国化・貧困・飢え・監視体制・指導者の神格化と
平行する政治機構の劣った政治力。国民は政治政策なき被害者となっている。
(何か日本国内事情もそっくり同じような情況を示しているのではなかろうか)
民衆の平和を求める博愛の指導者でありながら、(その政治の被害者として
生じている国民の悲惨な状態にたいしては冷酷無関心な態度に映っている)
どうして、このような強権的な印象で国際社会を威圧し、国民に恐れられのか。
国民が命がけで国から脱走し国際社会にその惨状を訴えるに至っているのか。
そこに見えているものは、指導者の政治的欠陥人格、これが原因であろう。
政治的欠陥人格者が権力の座につくと、民衆の被害が国中に拡散し厖大な
ものになる。
どんなに理想が高く福祉を充実させたくても、財源がなければ民衆の福祉は
実現できない。財源が限られていれば軍事体制予算が優先され、しわ寄せが
民衆の暮らしを直撃するように成らざるを得ない。
理想を高く掲げながら、民衆の生存環境は貧困・餓死の惨状の展開となって、
歪んだ格差がまかり通り、国際援助も民衆には届けない、それほど指導者は
政治力を失い、理想は高いが精神のゆとりを失い蝕まれが常態化している。
極左の指導者は、民衆への崇高な理想を基にして政治的権力的な政治展開を
実践してきたが、結果は財源難により恐怖の指導者と化してしまった。
国の予算の財源確保は「理想」の次に、それと並ぶ重大な要素なのである。
民衆への
理想を実践する指導者として君臨しながら、金正日さんは財源不足の中で
資金確保の為には、民衆の環境を破壊する原因者,極右の権力とも握手を
求める、という本末転倒の矛盾を展開する事に憚らないのである。
(極右権力も軍国主義・金融資本による利奪で国民の能力環境が破壊され
政治政策力の欠けた政権となって、国民を苦しめているのが実態であるが)
北の思想にとって、極右の行動形態は敵そのものゝ権力形態であるのに、
(そして激しい批判を繰り返す日常なのに)
敵の権力を公の面前で肯定し、握手まで求めて北の権力を認めよと表明する。
そこに大いなる矛盾が生じている。しかしその矛盾が何処からくるものか
極左(極右もそうであるが)指導者は気付かないまゝである。
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∞ 東西権力者の握手の下には
政治的に放置された人類の悲惨がある。
極左・極右の握手で、極左権力に資金を投入し、人格的未熟権力を支えるのは
北朝鮮国民に為には何のプラスにもならない事であろう。
高い理想。結果の悲惨。本末転倒の握手外交。未熟権力を変え得るのは
先制攻撃で指導者の頂点を一人殺害することではありません。
北朝鮮の民衆が選挙で指導者可否の判断を下せる情況を作り出す事でしょう。
先制攻撃は政治政策なき誤りであり、政治的方法ではありません。
西側強権,日米権力の質が、軍国主義と金融資本の利益追求の為の
飽くなき自由を奔放に展開する為の自由主義を、振りかざして侵略戦争に
突入という誤りの政治的未熟さは許されるものではない。
日米,政治権力も国内民衆からの野獣的収奪を放置するような政権に対しては、
権力といえども民衆の心から見捨てられて既に弱体化していたのである。
軍国的・野獣的人々に支配された人格的未熟な政治政権は、民衆の基盤に
たったものではなく国民の命を守らず、実態は脆い政権である。
しかし強権と写るのは、軍国化と野獣的金融資本の放置によるものであろう。
極左政権・極右政権、両極の国内での弱体化を支えてくれるのが、外から差し
伸べられる両権力者同志の握手外交なのである。
しかし、両国民にとっては、この外交に名を借りた資金のやり取りや国交の等の
握手外交が何のプラスにもならないという事実である。
繰り返しますが、
北の思想にとって、極右の行動形態は敵そのものゝ権力形態であるが。
強力に批判しながら、時に熱烈に支持する。この矛盾は何なのか?
民衆の立場としては指導者が敵対権力を熱烈に支持してしまう、なんて意味が
さっぱり理解できない。どうしてそんな気味悪い事態に至ってしまうのかという
分析が必要となっている。
痛烈な批判を繰返しながら、時として入れ替わっても構わないほどの急接近は
何故おきるのか?
国民人類の置かれた実態は悪くなっていく一方という、政治政策を放棄した
左右両極権力者の握手外交は避けて、夫々の権力の欠点を真剣に是正し
人類生命のための、本物の政治が行われる時代の実現を目指さなければ
ならないでしょう。
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∞ 金正日さんへの道のり 2
北朝鮮労働党指導体制は、教条主義の特色として柔軟性および適応力に
乏しい人格的側面がモロに表れて、その結果が露呈されているように感じる。
教条主義 *日米荒廃社会只中の世の中で、効果的な思想を拾い上げ信念に
すると、例えば「万人に平等の福祉を」というような民衆政策に感銘し、自身も
それを実現すべく絶対的な信念で取組んでいく時、その結果はどうなるのか?
この方法でスタートする理想に燃えた指導者は、
「ではその福祉の財源は何処から用意するのか」という最も重要なことに
かなり無頓着な人が多い。
最初から国家予算はあるものとの認識からスタートし
どう配分するかに全精力が注がれてしまうからであろう。
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国家の財政なら、財源は金融資本家の納めた不正な金(国民の能力を弾圧して
剥ぎ取った収奪の金)であっても構わないのである。財源の質を問わない。
従ってその財源に伴なって、その国家が強大な軍事力を必要としているのなら、
その軍事力を保持する事も自然に肯定してしまうのである。
優しい博愛の思いやりがあっても、その政策実現の為の財源を準備する方法を
眼中に入れない為に、理想追求の結果が、金正日さんのように、国内の国民を
放り出す様な結果となってしまい、餓死者を出したり生活をする為の仕事もない
という事態に至ってしまう。指導者の目的と結果がまったく別の形で出てしまう。
これは矢張り政治力の欠如であり、政治的人格として欠点部分から生じている
ものと判断せざるを得ないでしょう。
人々への思いやりの理想があっても、政治指導者として、資格に欠ける為に、
その実現が出来ないタイプの人格であろうかと考えられます。
信念に燃えてやればやるほど、金正日さんの現状へと近づき、その結果民衆を
不幸にしてしまう。
ご本人は理想の国家に向け突き進んでいるのだが、別の現実を突付けられる
事になる。理想はいろいろあっても良いでしょう。
しかし財源をどうやって、継続して用意していけるのか。
ここが問題なのである。
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∞ 生産的創造的能力に目覚めなければ
人間が作る農作物は、人類生命に活力を与えてくれます。
自然界が作った人類生命は人間社会に活力を与えてくれます。
自然界の生命である人類に、本来備わっている能力を活かす事により
財源を着実に増やしていくという方法を重視しなければならないでしょう。
人類一人一人の生産的創造的能力の側面
(労働者も生産的事業者である側面・経営者も創造的事業者である側面)
も社会に活かす努力を積み重ねなければ、それはムリでしょう。
また人類の存在・立場を差し置いて、少数の組織だけがそれに着手すると
いうのも成果が出せない原因となります。
労働者を中心に置く
教条主義は、財源を増やしてくれる生産的能力の備わった人材の存在価値を
認める能力に疎く、その財源的有効性も認識出来ない為に、その潜在能力的
価値に気付かず、このようなを内在するタイプの人達について、無能で邪魔な
存在と判断したり、まかり間違うと無視や排除までいって平気でいたりする。
政治指導者として、国民の為の有益な人材を次々にゴミ箱に入れムダにして
いく、その姿勢は政治的人格に於ける欠陥人物と判断される。目標とは別の
悲惨な社会に至るという結果を出す政治家の必然的末路に直結していると
いえましょう。それだけ財源を用意するのは大仕事であり、重要なものである。
(増税しか方法が浮かばない政治家・他国の援助を要請するだけの政治家)
国民福祉のために持続的に財源を準備する、この為に工夫が出来ないような
政治的指導者や、その価値を育む事へ気遣いもできないような政治的指導者
では、「国民代表としての政治的資格において明らかな欠陥人格と言えよう。」
この「政治的欠陥人格」の人物は、政治家ではなく慈善的事業に向いている。
どのような資金でも、そこに準備されていれば、それを用いて施しができる。
資金の性質には、難癖つける必要もないからである。
その資金は、軍事力により守られ、また国民を脅かしながら収奪した資金で
あるのなら、軍事力さえ含めた丸ごとの応援も時として厭わないのである。
慈善事業は資金あっての活動であるから、無ければそれまでとなる。
(民衆はどんな悲惨の情況でも放置され続けるだけとなる)
政治はそうはいかないでしょう。財源の質にも責任をもって、福祉を実現し、
一人一人の命と能力を尊重し、社会に活かしながら、財源も継続して用意して
いく、そのような国民の立場の為の政治政権が必要になっていると考えます。
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人類生命は、この横道に反れた両誤権力には支配されたくない。
しかし、こんがらがった糸を解きほぐすような方法で解決していかないと、
急いでも遅れてしまう。両権力一辺にではなく、先に戦略戦争・植民地支配を
展開して社会に歪を生じさせた原因者である米権力の側に焦点を合わせ、
その姿勢の改善要求追求に重点を置く必要がある場面といえましょう。
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