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インドのソフトウエア輸出額は、年間、300億ドルを超えつつある。
海外で働く、インドのソフトウエア技術者は、50万人は超えている。韓国にも、2 〜 3万人が、仕事に出ている。日本には、まだ、数千人。(ハードウエアの技術者も含み、日本の計算機関係の技術者総数が、50万人の規模。)
インドは、次の主力産業を、医療・薬剤においている。すでに、医療ツアーなるものが、ヨーロッパなどから組まれている。顧客は、インドで手術を受けた後、可能であれば、観光をして帰る、というツアーだ。
また、薬剤は、急速に伸びている。薬の開発は、頭脳集約的な仕事であり、薬効のありそうな物質の探求から、薬効を確かめる、臨床試験まで、膨大な人手を必要とする。
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次の時代の主力産業というのは、鉄でも、従来型の化学でも、建設でもないだろう。BRiCs特需とかで、日本は、従来型の産業が復活している。おそらく、このまま、次の時代は、遅れをとっていることになるのだろう。
この10年で、日本人の20代は、1600万人から1200万人へと、400万人減る。さらに次の20年で、20代と30代は、1000万人減る。これは、帰化を進めるか、戦争で亡くなるかがなければ、確定している数だ。
日本人も、インドに、手術を受けに行く時代がくるのだろう。