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(回答先: 公権力万能ではない、と言いたいだけです 投稿者 有島実篤 日時 2006 年 5 月 13 日 19:29:11)
有島実篤さん、レスありがととうございます。
なるほど、ほとんど主張に隔たりはないでしょうね。
しかし、あなたは「国民・市民の自治能力、自主管理力を強化する事」が優先的課題であり、それができなければ「公権力を獲得した後でも、その官僚化、専制化・独裁化を防ぐことはできないと思います。」とおっしゃられているのです。
つまり民間主導型の改革を主張されているのです。
逆に私は公権力主導型の改革を主張しているのではありません。
民と公の同時的改革を主張しているのです。
又、私は「権力が代わらなければ弱者の救済はできない、あるいは弱者の救済は権力の問題だと考え、市民・国民自らやらなければならない、あるいはやればできることさえもやらない。」とは主張しておりません。
民が先か公が先かの二者択一を否定しているのです。
この違いを是非ご理解いただきたいと思います。
むしろ、私は民間が監視する形であるべき公権力を形成したいと思っているのです。
公権力とは税金を使って活動する権力の事です。
オンブズマン制度が1つの回答です。
もう1つは現在の権力は公権力に見せ掛けた私的権力(金で買収された権力)であって、この私的権力の論理を批判する公的思想の確立が必要だと考えております。
見せ掛けの公権力と真の公権力の闘争があるのです。
公権力一般に解消してはいけません。
弱者救済を根本原理として権力形成しようと主張しているのであり、
法体系や制度もそれに則ったものにします。
金持ちに対する増税と貧乏人に対する減税が基本の政治です。
我々は公的部門と民間の両方に拠点を持ち緊密な連携の上によりよき社会を形成していきましょう。