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(回答先: 懐疑論から出発した唯物論です 投稿者 縄文ビト 日時 2006 年 3 月 26 日 22:34:16)
NIFTY-SERVER>FMISTYより
内的なアプローチとして
「魂」とは外的にイメージするよりも、
自分と言う存在として自明のものであると理解したほうがいいでしょう。
「魂」はあるか? ないか?
その解答は、「我思う、故に我在り」ですね。
「魂」=「自分」
(後略)
- FMISTY MES( 9):【 不思議 体 験 】心霊・幽体離脱・臨死体験 96/05/10 -
02746/02746 CXK01101 妖怪七変化 フォックス家事件
( 9) 96/05/10 06:00
フォックス家の人々の話は、ご存じの方も多いと思います。今回は、近代心霊科
学のキッカケになったというこのフォックス家の話をしたいと思います。
1847年12月11日、アメリカ・ニューヨーク州ハイズヴィユに、鍛冶屋を営む
ジョン・フォックスが引っ越しをした。家族構成はフォックス夫妻の他に娘のマー
ガレットとケイト、4人家族だった。
一家が越してきた家は医師のヘンリー・ハイド氏の持ち物で、前の借り主が原因
不明のラップ音、子供は冷たいねばねばした手で触られるなどの怪奇現象のため、
1年半でこの家を出ていた。そんな家にフォックス家は入居したのである。
引っ越してから翌年の2月まで、ラップ音を聞き、娘達は冷たい手で触られ、3
月からは家具を動かすような騒音まで聞こえるようになった。
3月31日の夜、いつにもまして窓の音が激しく鳴り、フォックス氏はこれは風
のせいだと、窓の枠を揺すってみた。その時、末娘ケイトは父親が窓を揺する度に
ラップが反応して鳴るように思われたので自分の指を鳴らせばラップが答えてくれ
るかと思った。
試しに指を鳴らすと、同数のラップが返ってきた。姉娘のマーガレットが「1、
2、3、4と数えなさい」と言って手を叩くとラップも1、2、3、4と鳴り、更
にケイトが音を出さず指を鳴らす振りをしてもラップはそれに応じてその数だけ鳴
るのだった。
それから様々な質問をしてそのラップが全て正しい答えを出したので、フォック
ス夫人は質問を続け、相手が31才の男で、この家で殺され、地下室に埋められて
いること、彼の家族は当時妻と子4人で、妻は2年前に死んだことなどを聞き出し
た。
「近所の人を連れてきてもラップを続けるか」と聞いたところ、ラップはそれに
肯定するかのように強く鳴り、フォックス家は隣家の人々12、3人を集めて質問
を続行した。知恵のある者の思い付きで、アルファベットを順に読んでいってその
字のところでラップを鳴らすようにした。それで名前や地名も綴れるようになった。
5年前に行商人チャールズ・ロスナは東側の寝室で肉切包丁で首を落とされ、所
持金500ドルを盗まれたこと、犯人はジョージ・ベッグだが彼は法律で罰せられ
ないだろうということ、自分の死骸を墓に葬ってもらいたいことを聞き出した。
翌4月1日には話を伝え聞いた人々が多数集まり、通信は行われた。ラップは昼
間でも聞こえるようになった。
この事件は新聞に載り、アメリカ全土はもとより海を越えヨーロッパにまで伝え
られた。地下室の発掘を試みられたが、事件の裏付けには不十分であった。
1904年11月23日(事件発生後56年目)、地下室で遊んでいた子供が、崩れ
た壁の中に人骨らしきものを発見し、調査の結果、確かにチャールズ・ロスナに相
違ないと思われる首から下の完全な全身の骸骨と所持品を発見した。
これが当時の家の持ち主ハイド氏によってアメリカ心霊主義者教団に報告され、
「ボストンジャーナル」をはじめとする各種新聞に掲載され、センセーションをま
きおこした。
このように客観的な方法でかつ多数の人々の前で死後の霊魂と通信を交えたのは
これが始めてであり、これによって、死後の霊魂の存在が証明されるとともに霊魂
に関する問題を科学的に研究する動機となったので、心霊主義者は1848年3月31
日を「心霊科学発足の日」と定めたのである。
妖怪七変化