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幼児が、言葉を獲得していく段階で、よく観察されていることがあります。言葉の拡大解釈というか、拡大適応と言える現象です。
ひとつの典型では、子供が、”いぬ”という言葉を覚えたとき、自分の家で飼っている犬に対してのみ使う段階、次に、”いぬ”を、くま、鹿、いのしし、などに対しても使う段階を経て、大人と同じ範囲で、使うような段階となります。
別の(少数ですが)典型では、子供が、言葉をあまり適応せず(どちらかといえば無口で)、使い出すときは、大人とほぼ同じ範囲で使い始めます。
ここから、いろいろなことが推察されますが、ひとつ言える事は、人は、認知活動の初期から、個性を発揮することです。