★阿修羅♪ > 議論23 > 151.html
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考察者Kさんこの書き込みで終わりにして、貨幣論の研究に進みたいと思います。皆さん有難うございました。
http://www.asyura2.com/0601/dispute23/msg/151.html
投稿者 縄文ビト 日時 2006 年 3 月 24 日 09:09:29: egUyw5BLxswRI
 

>縄文ビトさん どうもです。

>なんか、難しい問題に、はまっている感じですが、人間と人間以外の動物の差は、哲学と道徳でしょう。

哲学と道徳は人間が文明段階に入ったときに作り出したものです、それ以前にも人間は生きていましたし、進化の過程の中では生物として人間以前のものもあったわけです。そうなると哲学と道徳という形では考えられなくなります。

>差別選民思想の一つに「我々以外の人種には魂がない」というものがあります。
うろ覚えなのですが、ドイツを中心にした北方民族には「魂」があり、その他の民族には「魂」がない。というようなもので、ユダヤ人は金儲けは巧いが「愛がない」というような感じで、いわばイメージによる偏見ですが、魂=心=愛情というようなものです。

私はこれらを古い時代のものとして考えています。21世紀にあった、人間の知恵を生かしていく必要があるのではないかと書き込みを入れているわけです。21世紀は人間を特別な存在者としてではなく今この地球上に生きている他の生物と同等な関係を持つ生物の一員として捉えていくべきだと思いますが。そして皆さんもそのように考えてきているのではないでしょうか。そのことが人間による環境破壊から、人間を入れた全ての生物をこの限られた地球上で生きていくということであり、生かしていくということだと考えます。

>生物の進化の先には「神」という一つの完成形があるという考え方もあるでしょう。

神ではなく現在は自然界です。                         

何度も言うことになりますが。元から空間と時間があった中でそこに神をおく必要はないわけです。空間・時間があった中で神がなぜ存在できたのかということになりから、また時間・空間・神が元からあったというとき、時間空間のない状態を考えることが出来ませんが、神が存在しなかった状態を考えることは出来ます。つまり元から時間・空間があり、神に関係なく物質の基と生命の基が同時に存在していた。それが自然界というものでありそのように考えることがもっとも自然ではないかと考えています。

>多分ですが生物は一定の方向性を持って進化してきています。最初は巨大化を目指しましたが、滅びました(恐竜系)。その後は「知能系」ですが、今後については不明です。

本来は小さな生物、単細胞から進化してきたといわれています。それも水中から、やがて陸に上がってきたということです。人間の子供、胎児は母親のお腹の中で10ヶ月かけて最初は水中生物のような状態から徐々に陸上に上がってきた動物へと成長し最終的に上唇の割れ目が無くなり人間の形になって我々の仲間入りをするといわれています。

>人間は過程における中間点かもしれませんが、他の生物よりは進化の先にある完成形に近いのだろうと考えています。しかし、この進化も失敗の進化である可能性もあります。

人間が自然から離れてきたとき、そこには適者生存という自然界のオキテから離れてきたわけです。それは医学を発達させてきたことです。その結果抗生物質を手に入れ最初のうちはその抗生剤が人間の病気を治す良薬でしたが、それはとりも直さず病原体であるウイルスにとっては自己の死を意味します、彼等とてこの地上で生き、子孫を残すために努力をするわけです。その結果人間が夢の薬として開発してきたどのような薬にも打ち勝つ耐性菌として人間に襲い掛かってくるはずです。人間は目に見える生物の頂点に立ちましたが、やがては目に見えない生物にやられてしまう存在でしかないと考えています。それが自然界です。

>「愛」という相手を思いやる気持ちには何かの鍵があるのかもしれません。

おっしゃるとおりです。全ての人間がこの世で生まれてきたことに感謝し満足の状態の中で全ての生きている人の愛を感じながら、生を終えていく。それが人間の本来のあり方だと思います。考古学的には世界中新石器時代以前がそのような社会でした。

>まあ、Kの意見は適当ですから、気にしないで下さい。

とんでもないことです、Kさんが議論をしてくれたことにより、私も長年かけて追求してきたことを出すことが出来ました。ありがとうございました。

それからもう一つ、人間の体も小さな生命(細胞)の集合体ということで追記したいので書かせていただきます。

体は自分のものでありながら決して自分のものではないということです。たとえば癌細胞一つを見てもわかりますが、いつもは正常な自分の体の中の細胞が、ある日突然自分自身の意思を持ったかのように細胞自体を癌化させていくわけです、その細胞自体は何らかの理由で自分の生きる道を見つけたのかも知れません、それが胃であり肺であり、肝臓であり、腎臓と、そして脳にもです。宿主であるその人自身を殺してでも彼等は自滅の道を選んでいきます。それが生命体です。そこには霊的なものは一切無いといえます。がん細胞も生命体であり、人間も生命体であるということでは同じ仲間です。あるのは自然界の法則が存在しているのではないでしょうか。

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