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(回答先: 輪廻 投稿者 ピノキ 日時 2006 年 3 月 15 日 14:52:23)
ピノキ さん「人間とは何か?」確かに説明も無く書いたのは間違いだったようです。
まず宗教に関する形としては、人間の存在を自然界での進化してきたものと捉えるか、神が創造したものと採るかのどちらかになります。当然私は自然界で進化してきたものと捉えています。
そして次に歴史的な関係として原始から現代社会までを人間の成長過程として捉えています。これも書き出せば大変な量になる仕事だと思いますのではしよりますが。その過程の中で例えば王としての権利を神から貰ったという形で権利付けをしたのが政教一致ということだといえます。
そこから神(宗教)と政治を分離した形態が政教分離という考え方になります。
私があえて「人間とは何か」という形の中で政教分離という言葉を使ったのは、現在の日本のある見解の中での政教分離が「人間とは何か」という考え方の中で語られているものではないと感じているからです。
ピノキ さんでしたら政治経済を宗教を切り離した形の中であなた自身の一生を終えたいか、または人生の中での政治的・経済的においても宗教の枠組みの中(神の名において殺すか殺されるか)でがっちりと身動きできないほど縛られていたいか、どちらを採りますか。
なぜこのように書くのかというと、宗教の名において過去・または現在においても人殺しをしている社会があり、決して宗教が人間にとって優しいものではないと感じるからです。
宗教から人間を切り離すこと、そこに新しい人間の行き方があると考える次第です。
宗教は精神的な癒しとして必要であり、政治経済を切り離すことが必要だと考えます。
そこに完全な形としての政教分離が必要なわけです。