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写真:『週刊朝日』2006.10.20号の32頁から
「朝日新聞」から貼り付けます。
(貼り付け開始)
北海道滝川市の教育長が辞意表明 いじめ問題で引責
2006年10月10日12時03分
北海道滝川市の市立小学校で6年女児がいじめを訴える遺書を残して自殺した問題で、1年余り対応を怠っていたとして、同市の安西輝恭教育長は10日、「説明責任を果たした後、責任を取る」と述べ、辞意を表明した。
この日の市議会総務文教委員会で明らかにした。市教委には9日までに全国から当事者の処分などを求める抗議の電話1800件、電子メール2800通が寄せられた。安西教育長は「自殺の重大さを真摯(しんし)に受け止め、女児や遺族に心からおわびする。女児の住んでいた地域のみなさんに説明をした後、責任を取りたい」とした。
http://www.asahi.com/national/update/1010/TKY200610100131.html
自殺小6、いじめ記した遺書 「みんなに冷たくされた」
2006年10月02日20時34分
北海道滝川市の市立小学校で昨年9月、自分の教室で首をつり、意識不明のまま今年1月に死亡した6年生の女子児童(当時12)が、「みんなに冷たくされているような気がした」「キモイと言われた」などと書いた遺書を残していたことが分かった。同市教委は2日、記者会見して「児童の心のサインをつかめなかったことはおわび申し上げるが、現時点ではいじめの事実を確認できていない」と話した。
女児は昨年9月9日、教壇そばの天井にある「スクリーン台」に自転車の荷台のひもをかけ、首をつった。教卓に「死んだら読んでください」と書いた紙を上に、7通の遺書を残していた。
学校への手紙には「3年生のころからです。私の周りにだけ人がいないんです。5年生になって人から『キモイ』と言われてとてもつらくなりました」。6年生全員にあてた手紙には「私がいなくなってほっとしたでしょう」「みんなは私のことがきらいでしたか?」などと書かれていた。
これまでの市教委の調査で、自殺の10日前にあった修学旅行の部屋割りを決める際、女児がどのグループに入るかをめぐり3度にわたって話し合いがもたれたことや、昨年7月上旬の席替えで、男子児童が「女児の隣になった子がかわいそう」と発言し、女児が担任に訴えていたことなどが分かった。いずれも担任が指導して、学校は「解決し、仲直りした」との認識をもっていたという。
だが、自殺直前には同級生の一人に、「首つり自殺する 学校? 自転車ゴムひも たぶん9月中」などと、ほのめかす手紙を渡していたという。
この日、遺書の内容が一部で報道されたことを受けて会見した安西輝恭・市教育長は、「ささいな言葉や行為であっても無視することはできないが、一方でその受け取り方は人によってさまざま。いじめを裏付ける決定的な事実は出てきていない」と述べた。今後、市教委として改めて経緯などについて調査するという。
女児の母(37)は「いじめに気づいてやれれば、転校するなどの選択肢もあった。せめてトラブルに気づいた先生から、連絡の一本さえあれば」と話している。
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200610020325.html
(貼り付け終了)